12月4日、水野ゼミによる昌平小学校での金銭教育はいよいよ完結、今日はビデオレターの撮影です。〈野菜販売〉のときの様子を、模擬的に撮影するのです。このビデオレターは、完成すると、姉妹校の嬬恋村立干俣小学校に贈られます。〈野菜販売〉では、嬬恋村の野菜を販売しましたので、その報告と姉妹校とのコミュニケーションの一環としての役割を持ちます。
今日に向けて、学生は〈野菜販売〉を行った場所の大型ポスターを作りました。これをバックに、小学生がマイクを持ってレポートし、あたかも現場で撮影したようにビデオ撮影し、このあと編集するのです。
5カ所の撮影場所を使い、まずはリハーサルから。5カ所というのは、まずビデオ編集にあたって核となるスタジオを、放送室で収録します。それから、〈野菜販売〉を行った、千代田区役所前、アカデミーコモン前、秋葉原ダイビル前、ふれあい神田市場前をプリントした大型ポスターを貼った教室や体育館の4カ所です。
ビデオ収録とあって、現場は緊張ムードが漂います。リハーサルから固くなっている小学生も見受けられます。それでも、迫真の演技力を発揮する小学生も出て、それに引っ張られるように、一気にビデオ収録が進みました。
最後に、教室に集まった小学生たちに、大学生が金銭教育のおさらいをして授業は完結しました。「人+人=無限大=つながり、これだけでも覚えておいてくださいね」。嬬恋村への架け橋となる、今回のビデオレター。嬬恋村と千代田区はつながりを強め、そこには無限大の可能性を秘めていることでしょう。
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