今回は募集期間を長くした効果で、一般参加者の応募が過去最多の14でした。
畑に着くとまずはジャガイモ掘りです。ダンシャク、キタアカリ、ホッカイコガネ、ユキラシャの4種類を収穫しました。鍬で少し引っかいただけで、そこらじゅうにたくさんのジャガイモ!!参加者は、ジャガイモを持ち帰ってもよいということで、皆うれしそうにジャガイモを掘っていました。
昼食は近所のお母さん方が朝から準備してくださり、ゼミ生も手伝って、すいとんやお漬物、おにぎりなどを作りました。近所の子供たちも前回より多く来てくれて、皆で楽しい交流会となりました。
今回は以前よりも「交流」に重点を置いたツアーをつくろうということで、嬬恋村の半出来地区の方々にダイレクトメールを35件に送り、昼食交流会のお知らせ、ボランティアの募集広告、アンケートを送付しました。その成果は村の方々の協力や子供たちの参加に現れ、12名の参加がありました。次回はダイレクトメールという告知方法以外にも、もっとたくさんの方に参加してもらえる方法を検討したいと思います。
午後はいよいよもち米の稲刈りです。ほとんどの参加者が初体験だったのですが、わいわい楽しみながらすべての稲を刈り、束ね、はんで掛け(10〜12たばをわらで結んで竹のはんでに干す作業)をして無事に終了しました。稲刈りは予想以上に重労働で、ずっとしゃがんで作業するので足腰が痛くなったり、稲で腕が痒くなったりと皆苦労していましたが、一人で黙々と作業を進めている方もいて、気がついたらどんどん進んでいて稲刈りの楽しさにとりこになったと話していました。
■作業を終えて・・
今回のツアーで今年の畑での農業体験は終わりです。少しずつこのツアーへの参加者は増え、農業体験や私たちのツアーへのニーズ、知名度ともに上がってきているように思いました。私たちが目指す地域活性化には主催者、参加者、役場の関係者だけでなく、地域住民の協力が不可欠です。ツアー参加者はもちろんですが、地域住民の参加を増やすにはどうすればいいのか、これが今後の課題です。未定ですが冬にはとれたもち米を利用して嬬恋村で餅つき大会をしようかと考えています。また、今のところ来年も農業体験ツアーは継続する予定なので、今後の私たちの活動にどうぞご期待ください!!
レポート報告
商学部3年 水野ゼミ 高橋未来、手島史貴
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