6月1日、水野ゼミはプロジェクト9の取組として浦安市の小中学生を連れて田植えとトウモロコシの種付けを行いました。
水野ゼミでは、一昨年より嬬恋村半出来地区の畑をお借りして、稲と野菜を作ってきました。目的のひとつは、収穫した農産物で商学の研究を行うため、もうひとつは農作業に携わること自体を研究に活用するためです。
今年は、ゼミ生が33名の参加、浦安市の子どもたちが15名の参加でした。今年の取組の特徴は、大学生が主体となって子どもたちに体験を指導する、ということです。ゼミ生たちは学生と子どもたちが混ざった班分けを考え、途中のサービスエリアでは班ごとの行動として安全・安心に気を配りました。
嬬恋村に着くと、畑を管理している橋本さんをはじめ、嬬恋村の政策推進課の方々が迎えて下さり、畑の近くの公民館にて皆で食事をしました。食事を準備して下さったのは地元の方々です。水団や漬物など土地のものをおいしくいただきました。
食事のあとは、いよいよ田植え、とうもろこしの種付けです。先ほどの班分けに従ってゼミ生と小中学生が混じり、農作業を行ないました。小中学生は「自分を見てくれている大学生がいる」という安心感があったようです。田んぼの泥の中でも、落ち着いて農作業をすることができました。
子どもたちはアメンボやアマガエルを見つけたり、田んぼの泥が温かいことに気づいたり、大学生に「タマゴくん」とあだ名をつけたり、とても楽しく農業体験をし、主体となって指導したゼミ生も子どもたちとともに楽しい雰囲気に包まれていました。
これらの苗や種は、順調に行けば、夏にトウモロコシ、秋にお米が収穫できます。これを、前年に引き続き、収穫体験と販売体験を組み合わせて、子どもたちが大学生に教わるというスタイルの金銭教育につなげていきます。
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