明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.5・8・9 〈南信州ブランド構築に向けた研究テーマ設定〉のためのミーティングが行なわれました
(小川ゼミ・大友ゼミ・水野ゼミ)

7月31日に、「南信州ブランド構築に向けた研究テーマ設定」のためのミーティングが行なわれました。
南信州ブランド構築については、6月に合宿研修が行なわれましたが、そこで学生をお世話してくださった飯田市の皆さんが、NPO法人『F.O.P』(feelings of power)を7月13日に発足させました。これを受けて、今回のミーティングでは、NPO法人発足の報告をご説明いただき、学生はテーマ設定、班作り、次回合宿研修について打合せを行ないました。
飯田のNPO法人は、リバティアカデミーのプロジェクト型講座で、南信州ブランド構築と地域活性化をねらいとしてチームを組んだ皆さんが母体となっています。その講座内での提案が実現してF.O.Pが発足したのです。
F.O.Pの理念は「日本一の谷・命のオアシス・文化の宝庫・南信州から世界をエコシフトしていく」というもの。これからの社会のありかたを「循環型」にシフトする、ということについて、南信州から「食と農・生活のシステムとリズム」発信する、そのためにイベントを行なおう、ということが報告されました。イベントの計画は、来年の春に「春フェス」を行なって、1万人を飯田に来訪させよう、という大きなものです。そこでは「食と農」をテーマにして、そのテーマに賛同してくれるミュージシャンをたくさん招いてフェスを行なおう、ということでした。
このイベントでの学生の役割は、南信州を研究して、南信州から情報を発信するための、また南信州に人を呼べる発表・提言を行なうこと。そのために、何度でも、できるだけ長く飯田に来てください、とお招きくださいました。
学生のテーマ設定では、特産の「水引」について研究してみたい、と発言がありました。これについて、江戸時代に農家の手作りで水引を作っていた頃からの伝統を、紙すきの「和紙を守る会」と連携して、手作りで製作し、ブース販売などが面白いのでは、という話となり、さっそくブランド構築について具体性がでてきました。
また、班をつくり、班で合同するなどして次回以降の合宿研修を行なうこととなりました。F.O.Pのメンバーの家や、古民家に何泊でもしていってください、とのお言葉に、学生もまたの飯田訪問を楽しみに、そして力を入れて研究に取組もうと決心していました。

F.O.Pとは
リバティアカデミーでの成果報告・講義録とF.O.Pのパンフレット

■学生の感想
・水引について研究したいという提案が現実味を帯びたので、企画を作って、関連の団体に連絡をとってみようと思います。また、水引作りの技能を学んで、ブースなどで人に教えられたらおもしろいと考えました。水引の商品としては、お正月のはし袋を作ってみたいです。
・飯田のグリーンツーリズムを、まずは自分たちで楽しんで、自然に触れ、自然にかえって、その楽しさを人に伝えられたら、と思います。
・今回のミーティングで、エコを中心に地域活性化するという方向と具体的方法が分かりました。F.O.Pの皆さんは、とてもアツい方々で、学生が話しやすい雰囲気なので、これから楽しみですし、本気で研究に取組みたいと思っています。

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