共同通信社寄付講座
「社会と報道−共同通信の一線記者と考える−」 |
コーディネータ |
政治経済学部 小池 保夫 |
駿河台 |
2単位 半期(前期) |
月曜日・4時限 1022教室 |
1 授業の概要・目的 |
グローバル化が進み、国際社会の動向が私たちの生活に直接影響を与えるなかで、国内外へ情報を発信する通信社の活動と役割を踏まえながら、現代社会の実像に迫ることを試みます。 イラク戦争を事例とする戦争取材と報道の検証、「報道と人権」の視点から取材のあり方を問うメディア論、さらに写真やビデオなどのフォトジャーナリズムについても議論を展開します。 それぞれの分野で取材を続ける専門記者が見た最新の国際情勢・国内情勢についての報告もあります。講師は、共同通信社の政治、経済、社会、外信、科学、文化、写真部、編集委員などの第一線の記者が中心となります。 |
2 日程・テーマ・担当者 |
第1回 |
情報と社会 |
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第2回 |
生活を支える報道 |
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第3回 |
「未完の改革」地方分権を取材する |
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第4回 |
報道と人権 (1) |
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第5回 |
報道と人権 (2) |
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第6回 |
政治はどう動くか −福田政権と政治取材− |
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第7回 |
戦争報道の現場から |
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第8回 |
スポーツの商業化−立ち遅れた日本のスポーツマネジメント |
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第9回 |
日本の女性施策 |
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第10回 |
人口減少と日本経済 |
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第11回 |
ライブとしてのインタビュー |
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第12回 |
国際報道の体験から考える |
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第13回 |
言論の自由と報道 |
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3 履修上の注意点 |
本講義は、いま現在第一線で活躍中のジャーナリストを招き、「メディアはどのような活動をしているのか」「記者の仕事とはどのようなものなのか」を直接に語っていただくことを眼目とするものである。この貴重な機会を活かし、積極的に授業に出席し、質問を投げかけ、講師の方々と対話をしてほしい。この趣旨から、本講義では出席を重視する。 |
4 教科書・参考書 |
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5 成績評価の方法 |
毎回の出席および、翌週までに提出する小レポート(毎回の講義の概要と感想をまとめたもの)にもとづき、評価を行なう。期末テストは実施しない。 |
6 その他 |
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