シェイクスピア劇の現代的魅力 |
コーディネータ |
文学部 佐藤 正紀 |
和泉 |
2単位 半期(前期) |
金曜日・5時限 001教室 |
1 授業の概要・目的 |
400年の昔、シェイクスピアがグローブ座の俳優たちに与えて、舞台で演じられた上演台本は、現在時代と言語を超えて世界の人々の共有財産になっている。
個々人が読む言語芸術作品として、また舞台で再演される台本として、二重の生命を持つシェイクスピア作品の魅力の源はなにか。そこには、人間とその生の原型的な諸相が潜んでいる。
本講座は、研究と現場との演劇的な知を通して、シェイクスピア劇の魅力の秘密に迫る。 |
2 日程・テーマ・担当者 |
第1回 |
シェイクスピア劇の現代的魅力 |
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第2回 |
シェイクスピア劇の上演(演技と演出) |
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第3回 |
シェイクスピアを百倍楽しむ法 T |
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第4回 |
シェイクスピアを百倍楽しむ法 U |
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第5回 |
シェイクスピアのロンドン |
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第6回 |
シェイクスピア劇上演の近代化 |
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第7回 |
映画のシェイクスピア喜劇 |
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第8回 |
明治時代のシェイクスピア |
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第9回 |
シェイクスピアとコンメディア・デッラルテ |
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第10回 |
シェイクスピアの現代化? |
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第11回 |
『十二夜』の上演史 |
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第12回 |
喜劇の周辺 |
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第13回 |
シェイクスピア俳優の課題 |
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第14回 |
試験 |
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3 履修上の注意点 |
演劇が好きな人、関心がある人のための共通総合講座です。関心のない学生は受講しないで下さい。授業中の私語は厳禁です。教科書を指定して最終回に試験を実施します。楽に単位が取れる共通選択科目ではありませんので要注意。 |
4 教科書・参考書 |
指定教科書:『シェイクスピアの世界』 フランソワ・ラロック著 石井美樹子訳(創元社) |
5 成績評価の方法 |
出席を50パーセント評価します。8回以上の出席が最低条件です。それ以下の出席回数の学生は試験が受けられません。試験の成績を50パーセント評価し、出席点と併せて100点満点で評価します。 |
6 その他 |
秋には、受講者有志によるシェイクスピア劇の上演(明治大学文化プロジェクト 第五回)を明治大学アカデミーコモン・アカデミーホールで予定している。 |
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