明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP> Photo News

更新日:2006.4.11 バックナンバーへ
2006年度明治大学入学式

2006年度明治大学入学式

入学式 桜の花がらんまんと咲き誇る4月7日、2006年度明治大学入学式が、東京・日本武道館で挙行された。学部・大学院の新入生たちが、会場周辺の桜吹雪に祝福されながら明大人の仲間として新たに加わった。
 式典に先立ちグリークラブが新入生に対し明治大学校歌指導を行い、マンドリンクラブの演奏に続き応援団が応援歌で歓迎。午前10時、開式を告げるファンファーレとともに入学式がはじまった。満員となった会場に明治大学交響楽団の奏でる校歌が流れる中、大学役職者、法人役員、来賓が入場。鈴木純子氏(93年文卒・文化放送アナウンサー)の総合司会で開式した。

学長告辞
 納谷廣美学長はまず、新入生が明大と“縁”を持ったことを歓迎。明大の創立を振り返り、建学の精神に触れ、「時代は『官』から『民』。今こそ明治の時代である」と語り、「世界的な視野で、かつ遠くを見つめて、自らの活躍する『主座』を明治大学で見い出してほしい」「目前の利益にとらわれ、自らを見失うことがないように」「友とお互いの夢を語り、自らの夢(大志)の実現に備え、勉学に励んでほしい」と述べ、告辞とした。
 続いて長吉泉理事長は、大学が最高学府たるゆえんを説くとともに、「書物や人から一方的に学ぶだけで、思索をしないでいると真相は見えてこない。また、自分で思いを巡らすだけでは、独断に陥り危険である」と大学生活の心構えを語り、「明治大学で出会った友や恩師と価値観を共有し、時に意見をぶつけ合い、学び大いに考えてほしい」「主体的に常に思考し、まわりからも貪欲に吸収し、かけがえのない時間を一瞬たりとも無駄にすることなく、濃く深く過ごしてほしい」と祝辞を述べた。

新入生代表宣誓 それに応え、新入生を代表して情報コミュニケーション学部の池田牧子さんが宣誓。「自分の視野の狭さを実感している」として、「その狭さは、知識や経験の少なさにあり、物事の本質を理解せず、かたよった判断をしてしまう」と分析し、「広い視野を持つために、さまざまな考えをもった人と出会い、多くの経験をして、あらゆることを吸収したい」と抱負を語り、「これから試行錯誤を重ねる私たちには、『権利自由』『独立自治』の理念を掲げる明治大学は、絶好の学び舎。実りある学生生活を送ることを誓う」と力強く誓った。

 上村春樹氏記念講演続いて(財)全日本柔道連盟専務理事の上村春樹氏(73年政経卒)が、「チャンピオンへの道」と題して記念講演を行なった。上村氏は明治大学で柔道に打ち込む4年間を過ごし、76年モントリオール五輪で日本人としてはじめて無差別級の金メダルに輝き、その後五輪の日本柔道の強化責任者として後進の指導に邁進、数々のメダリストを輩出している。上村氏はこれまでの柔道人生のエピソードを絡めながら、「友だちをつくって」「大きな夢を持って」「やる気を持とう」と新入生にエールを送った。
 最後に新入生ははじめてとなる校歌を斉唱。希望に満ち溢れる大学生活が幕を開けた。校歌斉唱



© Meiji University,All rights reserved.