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更新日:2006.5.23 バックナンバーへ
創立者・岸本辰雄先生の胸像を生誕地・鳥取に建立
岸本辰雄先生の胸像

 明治大学創立者で初代校長の岸本辰雄先生の功績を称える顕彰碑の胸像が、生誕地・鳥取県で学んだ藩校・尚徳館があった鳥取県民文化会館前に建立され、その除幕式が5月13日、同所で行われました。 

胸像除幕式
  (左から青木信樹校友会長、納谷学長、長吉理事長、初田 勲校友会鳥取支部長)
 

 除幕式には、長吉泉理事長、納谷廣美学長をはじめ明治大学関係者や片山善博・鳥取県知事、竹内功鳥取市長らおよそ100名が出席し、偉大な創立者・郷土の先人を偲びました。

 胸像の製作者は、鳥取県の彫刻家・入江博之氏。顕彰碑の胸像はブロンズ製で、台座を含め高さ2メートル。台座には岸本先生の功績が篆刻されています。

 今回の岸本先生の胸像建立により、宮城浩蔵先生(2002年10月、山形県天童市)、矢代操先生(2003年11月、福井県鯖江市)と創立者3名の胸像がそれぞれの生誕地に建立されたことになります。

 岸本辰雄先生は1851年、現在の鳥取市上町に生まれました。藩を代表して大学南校(のちの東京大学)で学び、司法省明法寮(のちの司法省法学校)を経て、フランスに留学。法律学士の学位を得て帰国後、司法省判事に。1881年、宮城浩蔵先生、矢代操先生とともに、明治法律学校(のちの明治大学)を創設。初代校長として尽力しました。参事院議官補、司法省参事官、大審院判事を歴任し、辞任後は東京弁護士会会長を務めました。1905年法学博士取得。1912年死去。享年61。


 



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