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更新日:2006.9.12 |
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博物館にて「レオナルドのもう一つの遺産」展を開催中(8/23〜9/24) |
商学部は「Project 101 知の融合と創生」の一環として、8月23日(水)〜9月24日(日)の間、明治大学博物館にて 「レオナルドのもう一つの遺産展―“レオナルドの手稿”全展示(ファクシミリ版)/近代会計学の父ルカ・パチョーリとの関係―」を開催します。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、『モナ・リザ』や『最後の晩餐』の画家としてあまりにも有名ですが、レオナルドが遺した絵画作品は10点程に過ぎません。一方、“レオナルドの手稿”と呼ばれる鏡面文字で記されたメモ、素画、素描の類は約4000紙葉にも及び、その内容は科学技術、土木工学、建築、解剖学、天文学、地質学、動・植物学、音楽、幾何学、彫刻、絵画論、都市計画など多岐に渡っています。本展では、レオナルドの“もう一つの遺産”といわれる“手稿”(ファクシミリ版全展示。世界に2セットしかない貴重な資料)を中心に、ルネサンスの巨匠の知られざる業績を考察します。
また、レオナルドは、ルカ・パチョーリ著“Summa
de arithmetica geommetria. Proportioni, et
proportionalita”『算術・幾何・比及び比例全書』(通称『スンマ』)を所蔵していましたが、その著には世界で初めて複式簿記の原理について詳細な記述が残されており、これは会計学史上極めて重要な文献として知られています。明治大学図書室が所蔵するこの『スンマ』(第2版オリジナル)を特別出品し、レオナルドとルネサンス期の商業活動も考察します。
【模擬ベンチャー会社Meiji Museum Consulting】
本企画において、授業の一環として明治大学商学部の学生たちが模擬ベンチャー会社Meiji Museum Consulting(=MMC。伊藤智彌社長、4年生)を立ち上げ、企画から運営、チケットの販売までを行っていります。現在、少子化に伴い次世代育成が叫ばれておりますが、大学生は直近で時代を担う大事な人材です。アルバイトでは体験できない緊張感、挫折感を感じながら日々成長を続ける学生たち、そんな彼らが参加運営する展示会となっていります。
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パソコン体験コーナー |
展示室 |
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伊藤智彌(商学部4年 MMC代表) |
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「MMC」の5人の仲間と、スポンサー探しやチケット販売の実践、周辺店舗へのチラシ、ポスターの設置のPR活動など販促営業活動を経験しました。運営面ではわかりやすく展示会を解説したパソコンコーナーを担当しています。
授業との両立や企画を明確に伝える難しさなど課題も多くありますが、関係者の方々からの助言で、人と人との繋がりの大切さを実感しています。
この展示会の経験を励みに将来の夢「起業」に向けて取り組んでいきたいと思います。
多くの方のご来場をお待ちしています。
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公開初日にあたる8月23日には内覧会が開催され、後援のイタリア大使館臨時代理大使アルド・アマーティ氏をはじめ、多くの来賓が明大博物館を訪れ、大学関係者の解説に熱心に耳を傾けていました。
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アマーティ臨時代理大使 |
長吉泉理事長 |


「レオナルドのもう一つの遺産」展
8月23日(水)〜9月24日(日)まで
博物館特別展示室
(アカデミーコモン地下1階)
開館時間 10:00〜16:30
※ 入館は閉館の30分前まで
入場料 |
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※()は前売り券 |
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一般 ・大学生 |
600円(500円) |
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小中高生 |
400円(300円) |
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小学生未満 |
無料 |
特別枠 |
明治大学生(大学院生含む)
リバティ・アカデミー会員
千代田区民 |
400円 |
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千代田区在学の小中高生 |
200円 |
主 催 |
: |
明治大学商学部/明治大学博物館/明治大学図書館/
明治大学リバティ・アカデミー |
後 援 |
: |
イタリア大使館/千代田区/千代田区教育委員会/
明治大学会計専門職研究科/日本簿記学会/明治大学連合駿台会 |
企画協力 |
: |
栄光教育文化研究所/(株)アイ・フォスター/Meiji Museum Consulting |
協 力 |
: |
東京都古書籍商業協同組合神田支部 |
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※お問合せ (株)アイ・フォスター 明治大学インキュベーションセンター内
電話03-3296-2613
◇ 商学部ホームページ
◇ 「Project 101 知の融合と創生」ホームページ
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