明治大学現代GPニュース 第1号 平成17年11月1日 |
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横井勝彦委員長挨拶 平成17年度の「現代的教育ニーズ支援プログラム:地域活性化への貢献(広域展開型)」には全国の大学から100件の応募があり、関東の総合私大では唯一、本学商学部の「広域連携支援プログラム−千代田区=首都圏ECM(Education Chain Management)−」が採択されました。文部科学省の審査概評では「多くの自治体の教育への関与により、多彩な教育メニューの提供が期待できます。かつ教育の社会的効果は高いと判断できます。」という評価を得ております。このプログラムを学部教育の改革につなげるべく、これから4年間、皆さんのご支援・ご協力を何卒よろしくお願い致します。 |
運営委員会設立 |
10月11日現代GP運営委員会が設立されました。メンバーは12名。横井勝彦教授が委員長に選出されました。今後現代GP事業の運営に当たります。 |
具体的プロジェクト(1-10) |
(1)協力自治体広域連携「地域経済連携支援講座」 (2)協力自治体広域連携「IT機器を活用しての広域的コミュニティ作り」 (3)千代田区=近隣区連携「防災協力下での交通確保に関する研究」 (4)協力自治体広域連携「『神田』に学ぶマーケティング戦略の構築」 (5)千代田区=本プログラム協力自治体地域連携「食文化が結ぶ地域連携」 (6)千代田区=首都圏自治体連携「空き店舗事業によるマーケティング教育」 (7)千代田区=嬬恋村・富岡市連携「学生による金銭教育の実践」 (8)千代田区=富岡市連携「産直特産物交流」 (9)千代田区=首都圏協力自治体観光地連携「観光立国日本確立への寄与」 (10)広域連携「インターンシップ教育成果の地域への還元」 |
首長リレー講座が始まる(プロジェクト1) |
平成17 年度のプロジェクト1の講座が始まりました。(10 月より現代GP事業。) |
9月、10月講師一覧 |
■明治大学にて 地域経済連携支援講座「地域経済比較」 9月―06年1月 |
講座 第1回 石川雅己 千代田区長 |
第2回 荒木勇 習志野市長 |
第3回 松崎秀樹 浦安市長(11月以降に続く) |
■浦安市にて |
講座 第1回 大友純 商学部教授 |
第2回 若月秀夫 品川区教育長 |
第3回 山田宏 杉並区長 |
第4回 清水聖義 群馬県太田市長 |
第5回 岩井榮壽 群馬県富岡市教育長(11月以降に続く) |
地域経済連携支援講座「地域経済比較」 9月―06年1月 千葉県浦安市商工会議所にて 9月―11月 市区長・教育長リレー講座「子供と地域の街づくり―街づくりにおける広域連携の枠組み作り―」 主催:好きです浦安−こんな街にしたい会、明治大学商学部、明治大学商学研究所 |
平成17 年度昌平小学校で学生による金銭教育始まる。(プロジェクト7) |
千代田区教育委員会と千代田区昌平小学校の協力を得て、9月30 日(金)10:45 より同小学校5 年生の総合学習にて、商学部の学生による金銭教育が開始されました。全5 回の内容は以下の通りです。 |
第1回 |
9月30日 学生による野菜の食育 |
第2回 |
10月14日 嬬恋村の勉強 この日は19〜21 日の嬬恋移動教室前の五年生に、嬬恋のことを知ってもらう目的で、嬬恋村の役場から下谷通課長を呼んでセッションを行いました。この日は授業参観日にもなっていました。 |
第3回 |
11月11日 学生が流通,経営、商売などについて教えます。模擬会社を作り、仕入れの量、販売価格を決めます。 |
第4回 |
実践11月18日午前 小学生に実際に嬬恋村産野菜を売ってもらいます。場所は明治大学駿河台校舎前、昌平小学校、神田ふれあい通り商店会の3箇所です。 |
第5回 |
11 月25 日 1-4 限45分まとめ、45 分発表。2時間調理実習(実際の消費まで体験)。できたものを大学生と小学生が一緒に食べます。 |
5月頃から企画してきた小学校とのコラボレーション企画がついに開始された。私たちが共同経営している八百屋は嬬恋のアンテナショップである。また、千代田区の小学校でも、春と秋に姉妹都市という関係で、嬬恋村で農作物の種付け・収穫などを行う移動教室が行われている。私は今回訪問している昌平小学校の出身で、その移動教室が単発の形式ばかりであることに疑問を感じていて、せっかく神田で八百屋をしているのだから、今秋に嬬恋村へ行く5年生の子供たちに、もっと嬬恋や野菜のことを知ってほしい!嬬恋の野菜がどういうもので、それはどういった流通で売られているのかを知ってほしい!自分たちで教えにいこう!とゼミ員と企画を立ち上げ、今回を含め計5回にわたって授業をすることになった。 さて、第一回目は野菜についての勉強をした。といっても相手は小学生なので実際に野菜の絵を描いて、大きな日本地図が描かれた模造紙を貼ったり、保存方法当てクイズなど簡単でかつ体や頭を動かす内容にした。第一回目だということもあり、さぐりさぐりであったが、小学生も楽しんでくれたようだ。小学生は正直で、つまらないものには目を向けずしゃべりだしてしまうし、面白いものにはキラキラ目を輝かせてくれる。私たちも楽しんで接しなければ、それも読まれてしまう。単純で心に残りやすい内容にしていかなければいけないな、と思った。今月14日は嬬恋村についての授業を行う。その日が授業参観にもなっているので、私たちが緊張してしまいそうだけれど、精一杯頑張りたい。 |
明治大の学生らが三十日、千代田区立昌平小学校(外神田三)の教壇に立ち、野菜を通じて経済活動などを学ぶ授業を行った。来月中旬まで計五回行う授業は、経済学のゼミ学習の一環として学生らが発案。複雑な物流や消費の仕組みを小学生に分かりやすく教えるには、大学生もより深い勉強が必要。教える側と教わる側が、ともに学ぼうという、いわば「合同授業」だ。 (東京新聞平成17 年10 月2 日朝刊より。一部改変) |
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