プロジェクト3がついに本格稼動です。千代田区との「大規模災害時における協力体制に関する基本協定」におけるボランティアの具体的活動について研究をはじめる第一歩として、中村ゼミ生と中林ゼミ生7名が(社)日本損害保険協会主催の「ぼうさい探検隊リーダー養成講座」に参加し、ボランティア活動を体験しました。
「ぼうさい探検隊」では、小学生が自分の居住地域周辺を大学生ボランティアのリーダーとともに探索し、危険な場所や防災施設・設備を、楽しみながら自ら発見していきます。そして探索の成果を「防災マップ」にまとめ発表することで、防災意識の向上とコミュニティーの強化を目指しています。
「ぼうさい探検隊リーダー養成講座」は3月24日(金)、25日(土)の2日にわたり実施されました。24日には、日本損害保険協会の担当者から、大規模災害の現状と防災についての基礎知識、ぼうさい探検隊の概要について、(財)市民防災研究所の研究員より、ぼうさい探検隊を実施するうえでの留意点についてのレクチャーを受けました。
25日には「ぼうさい探検隊」のリーダーとしてボランティア活動を実践しました。2チームに分かれ、他大学の学生とともに両国地区の小学生17名を引率し、午前中約90分かけて地域を探索しました。午後は、小学生を中心として大学生はサポート役にまわって、1時間強でマップ作りを行ないました。マップ完成後は班ごとに発表会を実施し、参加者それぞれが新たな発見を実感しました。
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