産官学連携による、三浦市のアンテナショップ〈なごみま鮮果〉を企画・運営する若林ゼミでは、くりかえしお店に足を運んでもらうための販売促進プロモーションの研究にとりかかりました。そしてできあがったのが〈折りたたみ式・エコクーラーバッグ〉と、QRコードつき〈うちわ〉です。若林ゼミ17期の活動のメインテーマは「エコロジー」。エコロジーとなごみま鮮果の活動を関連させて、これらの商品の製作が考えられました。
〈折りたたみ式・エコクーラーバッグ〉は、内部にアルミを貼ることで保冷効果を高め、たとえば、なごみま鮮果で冷凍マグロを購入した場合、持ち帰るまでに解凍してしまうことが防げます。また、折りたたみ式になっているクーラーバッグがなかなかないものだったことから、商品化を考えついたとのことでした。もちろん、なごみま鮮果以外で冷凍食品を買う場合も活用してもらえるエコバッグなのです。
〈うちわ〉も、エコを意識した商品として製作しました。電力を消費せずに涼を感じられるうちわを見直そうということからです。QRコードをつけるとともに、〈マグオくん〉のメッセージ「SAVE THE EARTH」がデザインされています。
この商品は、オープンキャンパス・神田縁起市・なごみま鮮果・神田地区住民の方々、三浦市などで配布され、実際にリピーターが増えたという結果がでました。たとえば、オープンキャンパスで商品をお渡しした方が、神田縁起市のあとなごみま鮮果にご来店くださった、ということがありました。
なごみま鮮果で、三浦市のプロモーション・神田地域の活性化と同時にエコも発信する試みが、よいスタートを切りました。
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