明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.6 ふれあい神田市場8月・9月のイベント(水野ゼミ)

産官学連携による〈ふれあい神田市場〉では、知名度をあげて来店者を増やすとともに神田地区の地域活性化に貢献するため、イベントへの出店を行なっています。
ふれあい神田市場は、神田地区に少なくなった青果店の役割を果たしており、地域住民はいつでも新鮮な野菜を購入することができます。そこでまだふれあい神田市場を知らない方には、イベントへの出店を通じて知ってもらおう、というねらいもあり、 また、大学生が地域のイベントに参加することで、イベントの活性化につながるという側面もあり、機会を捉えてさかんに出店しています。

■神田縁起市に出店

8月30日の「神田縁起市」では、焼きトウモロコシと野菜スティックの販売を行ないました。
これは、ふれあい神田市場が嬬恋村と明治大学の官学連携で運営されていることから、嬬恋村産の〈みらい〉というトウモロコシと新鮮野菜を産地直送して、都会の方に味わっていただき、嬬恋村のアピールと産品のおいしさを感じてもらおう、というねらいです。
また、学生にとっては、損益分岐など、商学を実践で学ぶ場でもあります。200本のトウモロコシを仕入れましたが、好評をもって完売することができ、黒字を達成することができました。
さらに、試しにと1本買ってくださった方が、家族に持って帰りたいから、とまとめて買われるなど、産品のおいしさのアピールも十分できていた様子でした。

つぎつぎとお買い上げ下さいます
■第6回スダッツ(SUDA‘2)に出店

9月26日は神田須田町町会によって〈スダッツ〉という祭が開催されました。
これは、地域にある柳森神社の前の路地を使ってたくさんの夜店が出店する祭です。
ねらいは縁起市と同じく、嬬恋村のアピールと産品の新鮮さとおいしさ。
よく晴れた夕刻の祭はたくさんの人出でにぎわい、学生が夜店に立つ珍しさも手伝って、野菜がどんどんと売れていきます。なかでも人気だったのが、やはりトウモロコシ。トウモロコシの旬が終わり、食べ収めにと買いにきた方や、嬬恋産の〈みらい〉が食べたいから、ということで買いにきた方もおられました。
普段の営業日の約2倍を売り上げることができ、またふれあい神田市場を知らなかった方に普段の営業店舗を知らせることなどもでき、地域のイベントへの出店の効果を感じた祭となりました。

「それ、ちょうだい!」

■ふれあい神田市場・宮崎店長 インタビュー
Q:学生がイベントで出店していることについてお聞かせ下さい。
A:学生がイベントで出店することは、嬬恋村にとってたいへんありがたく、宣伝の一翼を担ってもらっている、と思っています。
Q:イベントでよく売れた産品は何ですか?
A:イベントでも普段の店舗でも、キャベツだけでなくトウモロコシも良く売れるのですが、嬬恋産の〈みらい〉トウモロコシには熱心なファンがおられて、いつも買いに来てくださいます。
Q:嬬恋村のアピールとなっていますか?
A:学生が野菜を売っていることと、嬬恋自慢の「野菜が新鮮でおいしい」ことで、都会の中心で嬬恋村のアピールとなっています。

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