5月頃から企画してきた小学校とのコラボレーション企画がついに開始された。
私たちが共同経営している八百屋は嬬恋のアンテナショップである。また、千代田区の小学校でも、春と秋に姉妹都市という関係で、嬬恋村で農作物の種付け・収穫などを行う移動教室が行われている。
私は今回訪問している昌平小学校の出身で、その移動教室が単発の形式ばかりであることに疑問を感じていて、せっかく神田で八百屋をしているのだから、今秋に嬬恋村へ行く5年生の子供たちに、もっと嬬恋や野菜のことを知ってほしい!嬬恋の野菜がどういうもので、それはどういった流通で売られているのかを知ってほしい!自分たちで教えにいこう!とゼミ員と企画を立ち上げ、今回を含め計5回にわたって授業をすることになった。
さて、第一回目は野菜についての勉強をした。といっても相手は小学生なので実際に野菜の絵を描いて、大きな日本地図が描かれた模造紙を貼ったり、保存方法当てクイズなど簡単でかつ体や頭を動かす内容にした。
第一回目だということもあり、さぐりさぐりであったが、小学生も楽しんでくれたようだ。小学生は正直で、つまらないものには目を向けずしゃべりだしてしまうし、面白いものにはキラキラ目を輝かせてくれる。私たちも楽しんで接しなければ、それも読まれてしまう。単純で心に残りやすい内容にしていかなければいけないな、と思った。
今月14日は嬬恋村についての授業を行う。その日が授業参観にもなっているので、私たちが緊張してしまいそうだけれど、精一杯頑張りたい。
商学部3年 稲井 里香 |