明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 7 「学生による金銭教育」 昌平小学校にてスタート!

 水野ゼミナール3年生は、千代田区立昌平小学校において全5回の金銭教育授業を実施しています。
  コンセプトは『“つながり”〜可能性ある、新しい未来を〜』。授業内容の大きな柱は3つあります。
1.経済のあらましを学ぶ商業教育
2.環境教育
3.人と人との“つながり”
  つまり、商業を通じて経済が分かり、それを取り巻く環境を概説し、それらは人の”つながり”でよりよくすることが出来る、という流れになっています。
  この授業の目標は、次の通りです。
【昌平小学校の子どもたちと明治大学生が、金銭教育の授業を通じ、お互いの課題を再確認し、お互いに将来に向かって成長すること】
  つまり、子どもたちが成長し、相互作用によって学生も成長するという循環作用なのです。

 さて、第1回は、『嬬恋村について学ぶ〜農家の苦労を知ろう!』がテーマです。群馬県嬬恋村や村の農家の紹介、野菜の流通やマーケティングの仕組みについて理解を深めました。
  第2回は、『環境教育〜賢い消費者になろう!』がテーマです。現在抱えている環境問題を取り上げ、日常生活での簡単にできる消費者行動が環境を保全するということを学びました。
  また、第2回目の後半は、いよいよ次回に控えた販売体験のためのポスター作りをしました。
 

子どもたちは積極的に手を挙げます
パワーポイントでビジュアル効果のある授業

【水野ゼミ授業経過】

■第1回目:10月3日
『嬬恋村について学ぶ〜農家の苦労を知ろう!』


 千代田区立昌平小学校にて、水野ゼミの金銭教育が始まりました。対象は小学校5年生。ゼミ生は朝早くから商学研究所に集まり、緊張の面持ちです。
当日朝の綿密な打合せが行われた後、いよいよ授業。発問やワークシートを取り入れ、なかなか本格的です。授業のキーワードは「つながリサイクル」、おもしろい造語です。
 2時間分の授業枠で、前半は<嬬キャベちゃん>というキャラクターを使い、分かりやすく農家と作物と環境について学びました。後半は、その作物の流通のしくみについて、なかなか本格的に学びました。
 結果、水野ゼミのコンセプトである「つながりは無限大」ということが児童に伝わり、大成功を収めました。子どもたちは、「キーワードが分かりやすかった」という意見が多く、先生からは、「パワーポイントを使い、伝えたいことをまとめて話したので、(子どもたちに)分かりやすかったでしょう」とお褒め戴き、「話をするスピードをもう少しゆっくりすると良いと思います」という反省点も戴きました。


■第2
回目:10月5日
『環境教育〜賢い消費者になろう!』

 前回に引き続き、千代田区立昌平小学校にて、水野ゼミ金銭教育が行われました。本日、緊張の面持ちは、授業担当の吉野さん。「絶対失敗する〜」と、なかなかナーバスです。
 いよいよ授業。時間が経つにつれ、指導が堂々としてきました。
 本日の後半は、次回の商業体験のための作業です。商業体験は、小学生が野菜を販売するという目玉の企画です。班を組み、場所を決め、売るものを考え、看板等を作りました。多少騒がしくなったのは、今回の反省点でしょうか。 けれども、思い思いに画用紙に売り文句や野菜の絵や値段を描く子どもたちの目は輝いていました。
 

4Pって知ってるかな?
思い思いにポスターを作ります
商業体験での約束ごとは?
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