■第3回目:10月9日 (水野ゼミ)
『狙うは完売!販売体験』
水野ゼミの金銭教育3回目は、いよいよ目玉の〈販売体験〉です。
小学生が店員になり、臨時の販売所で嬬恋村の野菜を販売しました。臨時の販売所は、1.千代田区役所前 2.明治大学アカデミーコモン前 3.秋葉原ダイビル前 4.ふれあい神田市場前の4か所です。昨日の金銭教育で子どもたちは一様に「完売したい」と言っていました。
各販売所で販売がスタートすると、みな声が小さい。「いらっしゃ…」、なかなかお客さんが来てくれません。ここで目的を思い出します、「完売…」。すこしずつお客さんも来店し、みんな勇気が出てきました。「いらっしゃいませ!」「嬬恋村の新鮮な野菜はいかがですか?」。お客さんも多くなり、どんどん売れていきます。しかし、売れ筋に差が見られるようになりました。そこで、値引き合戦です。「玉ねぎ値下げしました!」。
お客様の声を伺ってみました。「(商業体験について)とってもいいですねぇ!昔は子どもも大人の手伝いをしましたよねぇ。最近じゃなかなか出来ない体験じゃないですか?」。
保護者の声はというと、「一所懸命な姿と慣れないところがいいです。カワイイ」。子どもががんばっていると、お母さんも元気になるという声もありました。評判は上々のようです。
そういえば、本日の天候は雨。最後に昌平小の西山先生は「天候も商売のうち」とおっしゃっていました。商売の厳しさを子どもたちも知ったでしょうか。「ボクの呼びかけでお客さんが来てくれたんだ!」、子どもたちの目は輝いていました。 |