明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 8 「ふれあい広場」の浦安市社会福祉協議会南2支部ブースにて野菜販売
 明治大学商学部水野ゼミナールが産官学で共同運営する「ふれあい神田市場」では本学農学部、嬬恋村の新鮮で安心な産地直送品を低価格で販売しています。ただ、営業日が月曜日から金曜日の平日のため、金曜日に仕入れた野菜を土曜日、日曜日で販売することができませんでした。そこで考えたのが、11月5日(日)に開催された「ふれあい広場」での販売です。

 3年目の開催となる「ふれあい広場」は、浦安市内で活動している福祉団体、ボランティアグループ、NPO、支部社会福祉協議会など、計38団体が協力・連携し、地域福祉を推進するためのバザー、市民への啓発を行うための展示活動を行っています。浦安市には10地区の支部社会福祉協議会が組織されており、今回は、その中の南2支部で販売しました。ダンボール3箱ではありましたが、1時間ほどで完売し、バザーの売り上げに貢献しました。売り上げの半分は神田市場に納金、後半分を南2支部へ寄付を行いました。
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  社会福祉協議会の財源は市民からの会費や寄付金などが基盤となっています。高齢化の進む地域社会において、支援を必要としている人が増えていることもあり、自主財源の確保は重要になってきています。「できる人ができることからできるときに」というボランティア精神にのっとり、今回、寄付を行ったことは微力ではありましたが、常に考えるべき重要なことであると言えます。

 「ふれあい神田市場」においては、野菜を販売することによる教育的活動を行っており、そこで、金曜日に仕入れ土曜日、日曜日に販売できない野菜をどのように活用していくかを思考することは、社会貢献を促進し、協力をするという2次的な教育の場としての可能性を見出すことができたのではないでしょうか。

参加者の感想
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 お天気にもめぐまれ、沢山のご家族、お年寄りの方が来て下さいました。帰っていかれるときはみんな笑顔だったのが印象的でした。バザーの売り上げは地域福祉のために活用されます。これを機会に社会福祉協議会の活動を多くの方にご理解いただいて、ご協力いただけるように祈っております。
(浦安市社会福祉協議会関係者)

 浦安市にあるいろいろなボランティアの活動を知る良い機会となりました。南2支部で出されていた野菜も少しでも地域のためになるならと買わせていただきました。 (参加者)

 1時間ほどで売り切ることができました。支部社協の活動に役立てたいと思います。
(浦安市社会福祉協議会南2支部関係者)
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