■塚本教授基調講演 |
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経営学部の塚本教授が、NPOは何か、NPOの概念、NPOの特徴、これからの課題、大学に期待される役割について基調講演を行いました。
NPOを簡単に定義すると「営利を目的とせず,政府からも自立して,社会的ミッション(使命)の達成を目的に,公益的活動を担う民間組織」です。これからのNPO運営は,自己実現ややりがいだけで事業を行っていくのではなく,社会的な問題の解決のために,長期的に自分達の事業を拡大していく経営能力をもったリーダーの育成,そしてその受け皿になるNPOが必要です。(講演より一部抜粋) |
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■水野勝之ゼミナールの発表「NPOマップの実現と可能性」 |
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水野勝之ゼミナールは,浦安NPOマップ作成の動機、NPO法人の現状分析と問題点についての報告と、それらの統計学による数量経済学的観点からみた分析結果を発表しました。
「浦安NPOマップ」とは,浦安にあるNPO法人の所在地を示したものであり,地図の裏面には浦安のNP0法人の詳細(団体名,連絡先,活動分野,内容,利用の仕方や関係者への一言PRなど)を載せたものです。効果としては,@機会の創出 NPO法人の情報を入手しやすくなり,市民が参加する機会が増える。A質と量の創出NPO法人の横のつながりが強くなる。B横のつながりの創出 NPO法人の横のつながりが強くなる。 等があげられます。今回のNPOマップを各都道府県,浦安の公的機関,ボランティアセンターなどに配布しましたが,皆さんにNPOマップの成果が引き継がれ,日本中の各都市で継続的につくられること,活用されることを願っています。(一部抜粋) 詳しくはコチラ→NPOマップの実現と可能性
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■パネルディスカッション |
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塚本先生の司会によるパネルディスカッションが行われました。内容は今回参加パネリストの皆さんがどのような活動を行い,現状をどう評価しているのか,これからの課題,またNPOの横のつながりを広げる為の方法等でした。今後もこのようなシンポジウムを通して,相互理解や交流の場を創っていくことの必要性についての話がなされました。
パネリストの意見(一部抜粋)
・県の取組みをよく市町村職員に理解いただいて,トータルでNPO法人の活性化をサポートしてく必要があり,うまく連携を深めることを課題として活動しています。(千葉県NPO活動推進課企画法人室主幹 中村俊彦)
・大学の皆さんにお願いとして,いろんな視点や切り口から,私達の活動の為に知恵と工夫を頂ければと思います。(新しい学校づくりをめざすを‘おーぷん・どあ’プロジェクト理事長 山田順子)
・人材がどうしても必要。NPO法人に参画する人には奨学金等,何か援助できるような仕組みづくりがほしいです。(タオ・フレンズ理事長 川村傅)
・活動を通して思ったことは,積極的に動いていったほうがいいということ。動いてみて,やっとわかるものや見えてくるものがあります。(水野勝之ゼミナール 森一将)
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