カリキュラム概要
社会の情報化とコミュニケーションの変容にともなう諸問題を、社会科学を中心に学際的に学びます。
現代社会は、情報関連技術の飛躍的発展を背景として、社会の各分野に大きな影響を及ぼし、社会的便益の増大とともに、様々な問題をももたらしています。このような21世紀における諸変化を認識し、それらに対応できる教育、研究の場を創造し、現代社会に内在する諸課題の分析を通じて社会の本質を探究することが、本学部の教育理念です。
こうした理念に基づき、これまでの学問分野にこだわらず、社会科学的な知見を中心としながらも、各分野からの多面的・総合的アプローチによる問題発見・問題解決型の教育を行います。主要な教育目的は次のとおりです。
第1に、社会現象全般から、文学・哲学などの人文知さらに自然や技術に至るまでの広い事象に対して深い理解を可能とする能力を養成する「高度教養(リベラル・アーツ)教育」を目的とします。
第2に、学生が主体的に現代社会に固有の問題を発見し、問題を分析し、問題を解決しうる能力を涵養する「問題発見・問題解決型教育」を行います。
第3に、性別、年齢、文化などが異なる個人や集団が、人間の多様性を相互に理解し尊重する個人の育成のために、有用な情報の交換と共有及び自らの意見を的確に表現し合意を形成できる能力を培うことを目的とします。
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