総合講座
総合講座とは、それぞれの分野での専門家を何人かお招きして、連続講義をしてもらうものです。本学部では,総合講座として、「ジェンダーを考えるA・B」を設置しています。
「ジェンダーを考えるA」…男女共同参画社会への取り組みが様々な分野で模索されている今、ジェンダーは社会構造を解明する上で不可欠の視点となってきています。ジェンダーとは何でしょうか。従来「婦人問題」や「女性問題」と呼ばれていた女性を巡る諸問題が、ジェンダーと名称が変わるなかで、どのような問題意識が含まれてきたのかを歴史的に考察します。その上で、日本・欧米・アジア・アフリカのジェンダーの現状を分析、比較することで、それぞれの社会が持つ問題点をジェンダーの視点から考察します。
「ジェンダーを考えるB」…日本社会の各分野におけるジェンダーの問題を考えていきます。男女共同参画社会を実現するために様々な試みがなされていますが、まずは社会のどのようなところに、どのような問題が存在するのかを知ることが重要です。人権などの法的側面、年金などの社会保障や税制度、経済活動の場であるビジネス界、主体形成の場である教育等、各分野でのジェンダーの視点から見た問題発見とそれへの取り組みを考えていきます。
先端講座
変化の激しい現代において、特に情報技術を取り巻く環境はめまぐるしく移り変わっており、情報技術の開発は常に最先端の技術を意識せずにはいられません。そこでは、技術維持、新技術の獲得、他技術との交流が重要となるため、最先端技術を示すとともに、そのような仕
事に従事するための注意点も説明します。そして、情報技術に関する開発や応用の最先端について具体的な事例を中心に、その魅力を感じてもらうとともに問題点の指摘もできるようになることを目的とします。
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