12月14日、マレーシア高等教育大臣(Minister of Higher Education)のダト・スリ・イドリス・ジュソ氏らが駿河台キャンパス・グローバルフロントを訪れ、本学関係者と懇談後、大臣による講演が行われました。
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国のマレーシアですが、最近のニュースとしては、加盟10カ国の首脳が先月22日、マレーシアの首都クアラルンプールで「ASEAN経済共同体(ASEAN Economic Community:AEC)を12月31日に発足する」と宣言したことが挙げられます。
マレーシアからは、マレーシア高等教育大臣(右から4番目)のほか、マレーシア工科大学長らが来訪。明治大学からは勝悦子副学長(国際連携本部長・政治経済学部専任教授)や、元駐マレーシア大使の堀江正彦研究・知財戦略機構特任教授らが来訪を歓迎し、懇談は終始和やかで明るい雰囲気のなか行われました。明治大学理工学部やグローバルガバナンス研究科に在籍するマレーシアからの留学生について話題が及んだほか、留学プログラムについても話されました。
明治大学は、「日本ASEANリテラシーを重視した実務型リーダー育成プログラム」が、2012年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業 -ASEAN諸国大学間との交流形成支援事業-」に採択されました。ASEAN諸国の有力17大学をコンソーシアム加盟大学とし協力関係の構築を図るなど関係強化を進めています。
"SOARING UPWARDS? ~Malaysian Higher Education"と題して行われた大臣による講演会。マレーシアの高等教育の現状や取組みについて現役大臣から直接聞くことができる、大変貴重な機会となりました。
日本人学生やマレーシア人学生のほか、タンザニア、フィリピン、韓国からの留学生らが聴講し、たくさんの質問が寄せられました。大臣がひとりひとりに丁寧に、フレンドリーに応える姿がとても印象的でした!