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更新日:2006.3.30 バックナンバーへ
2005年度明治大学・同大学院の卒業式
答辞
答辞を述べる卒業生代表 塩澤健一さん(商)

卒業式 2005年度明治大学・同大学院の卒業式が3月26日に東京・日本武道館で挙行された。本年度は学部7253名、大学院798名、短大6名の総計8057名が、それぞれの進路に向けて新しいスタートを切った。また、法科大学院、大学院ガバナンス研究科、同グローバル・ビジネス研究科は、初の卒業生を送り出した。
 当日は3部咲きの桜が会場の日本武道館周辺を柔らかく染めて華を添えていた。また日曜ということもあり家族で卒業を祝う姿も多く見られた。
 式典は学位記・卒業証書が授与された後、納谷廣美学長が告辞。「『世のため人のため』の視点で常に自らの担う役割を見直し『正義の鐘をつけるサイドで活躍して欲しい』と述べ、孟子の言葉『尚志』を贈る言葉として『志を尚(たか)くし』と読んでもらいたい。この志を胸に秘め、人生の栄冠を努力と忍耐で勝ち取っていただきたい」とはなむけの言葉とした。
 続いて長吉泉理事長が祝辞。いよいよ社会で自らの力を試す時を迎えるにあたり「明大生なら、ぜひ真っ向勝負を!」と激励。「大切なことは、何よりも基本に忠実であり、まっすぐであること。明快ながらも難しい方法だが、この先の人生で良からぬ迷いが生じる時も、社会人として、明大の卒業生として誇りと自信を持ち、本質を見据え、己の中にある真に問えば、必ずや正しい道が拓けることでしょう」と挨拶した。
 卒業生を代表して塩澤健一さん(商)が答辞を述べ、今後の日本のゆくえを担う若い世代にとって「『個の確立』こそ次世代を創造する骨組となる」とし、「『権利自由』と『独立自治』の建学精神のもと『個の確立』を掲げる明大で学んだことは私達の将来にとっての支えとなった」と述べ、「学問の世界の面白さに没頭、自ら学ぶことの意欲を持ち「何を学べばよいのかを知る力」「学んだことを実際に身に付ける力」これら『自学力』を基に将来にわたり学び続けたい」とし、これらの経験から「私達は確実に個を強くし人生に重要なことは何かを学んだ」ことにあたり教職員や家族への感謝を述べ「私達はそれぞれ進む道は違うが、社会を支える一員として誠心誠意努めていきたい」と誓った。
 次に学生表彰に移り、「連合父母会教育振興賞」「校友会表彰」「スポーツ表彰」が行われ、応援団による激励、参列者全員での校歌斉唱で閉式した。



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