Go Forward

「人と社会が見えてくる」 情報コミュニケーション学部教育の特色

「情報コミュニケーション」

情報メディアが著しく発展した現代社会では、あらゆる事象が目まぐるしく変化していきます。
従来の価値観やアプローチ方法だけでなく、新しい見方で社会の課題解決に取り組んでいく必要があります。
情報コミュニケーション学部では、多様な世界の「知」を学びながら、既存の枠を越えた幅広い視野を養います。
あらゆる分野の垣根を越えて現代の情報社会を探求する学部
現代社会はネットワーク技術に支えられながら高度情報社会の段階に突入しました。その一方で、2011年の東日本大震災・原発事故で露呈した非常時の危機管理問題、中東で連鎖的な政権崩壊をもたらしたジャスミン革命、ネット上でのさまざまな犯罪や情報セキュリティーなど、情報社会は多種多様な課題も抱えています。
情報コミュニケーション学部は、こうした「情報コミュニケーション」の視座から、高度に情報化し、複雑化した現代の諸課題に学際的な方法でアプローチする学部です。

「情報コミュニケーション学部の3つの柱」

情報コミュニケーション学部は、「社会の<現在>を捉える」・「多様で学際的なアプローチ」・「創造と表現(Creation & Expression)」を3つの柱と定め、それを実現するために、カリキュラム・コース等を設置しています。

社会の<現在>を捉える

ゼミナールでの1コマ。1年次からゼミに所属して、学びを追求できます

旧来のケータイを抑えたiPhoneやAndroidに代表されるスマホの大ヒット。TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)の 爆発的普及とTV離れ現象。そして2016年から本格稼働し始めたマイナンバー。現代社会はネットワーク技術に支えられながら高度情報社会の段階に突入しました。
一方、こうした社会の情報化がネット上でのさまざまな犯罪や情報セキュリティの問題を引き起こしたり、政治や経済のあり方に大きな変化をおよぼしてもいます。
本学部はこうした情報社会の生きた現実と向き合い、問題を探るカリキュラムを用意しています。

多様で学際的なアプローチ

情報コミュニケーション学部では1年間に800以上の多種多様な授業が開講されています



高度情報社会の問題は、複雑で多岐にわたります。したがって、さまざまな分野の知が協働して問題に取り組まなければなりません。情報コミュニケーション学部では、社会科学を軸にしながら、人文科学や自然科学を取り込んだ学域横断的(interdisciplinary)な視点から、またみなさんの主体的な取り組みを最大限尊重するようにカリキュラムが設計されています。

創造と表現(Creation & Expression)

『映像表現論』フジテレビ湾岸スタジオでの番組収録の様子

情報コミュニケーション学部では、既存の伝統的な知の蓄積を尊重することと並んで、みなさんが自ら何かを創造し、そして、何らかのメディアを使ってそれを表現することを支援します。
論文や文芸などの言語表現、ビデオやアニメなどの映像表現、ダンスやパフォーマンスなどの身体表現、ミュージッククリップやライブといった音楽表現など表現の手段は問いません。カリキュラムでもこうした実践をワークショップのかたちで拡充中です。