明治大学には、人と社会のさまざまな課題を解明するアイデアを持った研究者がいます。
当然ながら、現実の問題を解決することは、なかなか簡単ではありません。
しかし、彼らはいつか世界に貢献する日が来ることを信じて、今日もテーマに挑み続けています。
なぜって?私たちの限界を決めるのは、いつも私たち自身なのですから。

Incredible Senseis at Meiji University

Why Don't You Have Any Robot Friends?Why Don't You Have Any Robot Friends?

人はどんなロボットとなら仲良くできるのかな。

ロボットが人間の姿に近づくほど不安になる気持ち、わかる人もいるのではないでしょうか。どんなロボットなら、人々に受け入れられるかを「人の心理」から考察しているのが、明治大学の小松先生です。私たちは、本当のところロボットとの共存を望んでいないのかもしれない。そんな問いかけにあなたはどう答えますか。

小松 孝徳(こまつ たかのり)
明治大学総合数理学部 教授

専門は認知科学、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション。人間の認知的な特性を踏まえた上で、人と人工物との関係を観察し分析する研究に取り組んでいる。最近は特に、「なぜロボットは日常生活に普及しないのか」「ユーザと情報機器との間の主観的待ち時間の軽減」という問題に興味がある。

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Meiji.net: 人の生活を助けるロボットの普及を妨げているのは、「人」である

An Explorer of Cultural KnowledgeAn Explorer of Cultural Knowledge

元祖SDGs食がモンゴルのゲルにありました

「馬乳酒」には、気候学・環境科学を専門とする森永先生を夢中にさせる魅力がありました。そこには自然とともに生きる遊牧民の知恵が込められていたから。失われつつある文化でもある「馬乳酒」を科学的に分析・記録する先生の試みは、豊富な栄養や微生物の多様性、環境負荷の低い製造法、動物福祉など、多くの示唆を与えてくれます。

森永 由紀(もりなが ゆき)
明治大学商学部 教授

専門は気候学、環境科学。モンゴルの遊牧民の伝統知の検証とその継承を試みる。水俣病などの日本の公害経験の途上国への発信も行う。第29次日本南極観測隊夏隊に、日本初の女性の観測隊員として参加。

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Meiji.net: 地球温暖化時代のサステナブルな暮らし方とは ―モンゴル遊牧民に学ぶ―

Studying “japan is urushi”Studying “japan is urushi”

温故知新で、CO2削減に前進

縄文時代の昔から日本で食器などに活用されてきた漆。その漆を科学している第一人者が本多先生です。深みのある光沢が美しく、それでいて強固な塗膜を持つ漆は、長く愛着に応え、最後は自然に返るエコな素材です。日本の文化と密接に結びついた古くからある材料でありながら、CO2の削減など環境問題の解決にもつながる研究をご紹介します。

本多 貴之(ほんだ たかゆき)
明治大学理工学部 准教授

専門は有機化合物の分析とその手法開発。主に漆や膠、松脂などの天然有機物を対象にした研究を行っている。特にこれらの天然有機物が利用されたと考えられる伝世品や出土遺物に対する分析を行い、化学的に「何で作られたのか」を明らかにしている。一方で、これらの天然有機物を原料にした環境に優しい素材の開発も行っている。

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Meiji.net: 使い捨て文化にはない豊かさがある、日本の漆器の文化

A GENE LIBRARY for PlantsA GENE LIBRARY for Plants

植物の遺伝子に関する膨大な情報、誰がまとめましょうか?

植物のバイオマス資源や生産物質を原料とする製品開発は、持続可能な社会づくりに欠かせない技術のひとつ。さまざまな植物種の遺伝子情報を、関連付け、ひとつにまとめた「図書館」があれば、植物生産物質の活用に向けた研究がますます加速するはずです。でも、遺伝子情報を記載した論文やデータは膨大で、研究者が使う用語もバラバラのため、一筋縄ではいきません。AIによって知識情報を取り出すことで、その難関を乗り越えようとしている矢野教授に聞いてみましょう。

矢野 健太郎(やの けんたろう)
明治大学農学部 教授

専門はバイオインフォマティクス。光合成植物がもつ物質生産能の向上に向けた有用な遺伝子探索やゲノム改変のための技術の開発・利用、および、遺伝子・ゲノム機能に関する知識情報整備を加速化するAI・データサイエンス解析基盤の確立・活用を通して、農業やバイオエコノミーの発展、環境保全への貢献を目指している。

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Meiji University × Nature Research Custom Media: “Life science: amazing professors at Meiji University in Tokyo”

What is the Shape of a Future Computer?What is the Shape of a Future Computer?

未来にほしいモノやコトがあるなら、つくって試そう。

未来に実現してほしいモノやコトを想像し、コンピュータや3Dプリンターなどを駆使して、プロトタイプを作る。宮下教授の研究室では、そんなふうにアイデアをカタチにすることで未来を検証しようとしています。何をどのように作れば、今よりしあわせに暮らせる社会に近づくのか。多方面にわたる挑戦は続きます。

宮下 芳明(みやした ほうめい)
明治大学総合数理学部 教授/先端メディアサイエンス学科長

専門はヒューマンコンピュータインタラクション。VR・3Dプリンター・ドローン・味ディスプレイなどの先端技術がどのように私たちの日常生活に浸透しうるのか、未来の可能性を探っている。

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Meiji University × National Geographic: 味を記録して再現するという「新体験」

Can Robots Get Along with Humans?Can Robots Get Along with Humans?

「使えるロボット」めざして、ただいま修行中です。

黒田教授が実用化に向けて取り組んでいるのは、人の道具となって警備や危険な作業ができる「使えるロボット」です。ロボットは人手不足に悩む日本の切り札。でも、人混みの中でもスイスイと動き回り、仕事をするためには、現実社会でたくさん経験を積むことが必要です。新人ロボットの社会人デビュー。温かい目で見守りたいですね。

黒田 洋司(くろだ ようじ)
明治大学理工学部 教授

専門は自律型移動ロボット。JAXA「はやぶさ」プロジェクトメンバー。大学で学術研究を行う傍ら、ロボット技術を応用して人の助けとなる持続的な産業を作り出すことを目指している。

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The Day Pigs Save HumansThe Day Pigs Save Humans

動物の体を借りてヒトの臓器をオーダーメイドできる?

「治療法は臓器移植だけなのにドナーが見つからない」「極端に症例が少ない難病であるため研究することさえ難しい」。こうした医療の前にある手ごわい課題を一気に解決する研究が進められています。その第一人者として知られているのが長嶋教授です。困難な病気で悩む人々を救う、まるでヒーローのような研究について解説します。

長嶋 比呂志(ながしま ひろし)
明治大学農学部 教授
明治大学バイオリソース研究国際インスティテュート 所長

臓器再生や稀少・難治性疾患の克服を目標として、遺伝子改変ブタやクローンブタを用いたトランスレーショナル・リサーチに取り組んでいる。ブタの体内環境を利用したヒト臓器の作製、ゲノム編集と体細胞クローニングによる疾患モデルブタの開発、異種移植の臓器ドナーとなる遺伝子改変ブタの作出などに注力している。

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Meiji University × Nature Research Custom Media: “Life science: amazing professors at Meiji University in Tokyo”

Optical IllusionistOptical Illusionist

錯視の不思議な世界をのぞいてみたいと思いませんか。

昔からだまし絵の中で表されてきた不思議な立体を、数学の力によって現実のものにしているのが杉原教授です。錯視は網膜に映った2次元の情報を、脳で3次元に変換するとき、勝手に情報を補うことで起きる現象。だからタネ明かしをされても矯正できないんです。ここは素直に、その不思議を楽しむ方がいいかもしれませんね。

杉原 厚吉(すぎはら こうきち)
明治大学先端数理科学インスティテュート/明治大学研究特別教授

専門は数理工学。視覚の仕組みを数理モデルで解き明かす研究の中で、ありえない動きが見えてきたり、鏡に映すと別の立体に変わったりする新しい立体錯視を発見している。

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Meiji.net: あなたが見てるものは、実際のものではなく、錯視かもしれない
Meiji University × CNNIC: “The Magic of Math”
Meiji University × National Geographic: “When circles are finally squared”

Origami Changes EverythingOrigami Changes Everything

折り紙とロボットの組み合わせでものづくりに革命を!

一枚の紙からさまざまな形を生み出す折り紙は、宇宙開発などにも応用されている技術です。唯一の難点は、大量生産が難しいこと。でも萩原教授は、それを折り紙3Dプリンターと折り紙ロボットで解決しようとしています。そう遠くない未来、折り紙によるものづくりが私たちの生活を変えていく。そんな研究をご紹介しましょう。

萩原 一郎(はぎわら いちろう)
明治大学先端数理科学インスティテュート/明治大学研究特別教授

専門は折紙工学。折り紙の展開収縮機能を保持する安価な製造法として、新たに、折り紙ロボットを使った折り紙式プリンターを提唱し折り紙の産業化を進めている。

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Meiji.net: 日本の折紙が世界にイノベーションを起こす
Meiji University × National Geographic: “Origami gets a second life”

動画内の所属・役職等は制作当時のものになります

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