明治大学教育開発・支援センター
FD専門部会 |
1 目的
学生による「授業改善のためのアンケート」を実施し、その結果を教員各自および教員組織が授業の改善に役立てることを目的とする。
2 実施およびデータ管理の主体
明治大学教教育開発・支援センター FD専門部会が実施および結果データの管理に対して責任を負う。
3 アンケートの対象科目
原則として、演習、実験実習科目を除くすべての授業科目を調査対象とする。兼任講師が担当する授業科目も対象とする。
4 実施時期・方法
(1)アンケートは原則として、学期ごとに年2回実施する。
(2)アンケートの実施に当たっては、教員と学生に対して大学のホームページと学内掲
示によって、あらかじめその目的と実施方法について周知する。
(3)担当教員は、講師控室等に配置してあるアンケート用紙・説明用紙・封筒を教室に持参し、学生に配布する。
(4)担当教員は、学生が回答したアンケート用紙を回収したのち、速やかに説明用紙に記されている所定の場所に提出する。
(5)アンケートの持参、配布、回収は、原則として担当教員が行うが、教室規模や学生
数の関係からTAなどの補助者を使用することも出来ることとする。
5 アンケート結果の扱い
(1)アンケート結果のフィードバックは、成績提出後のアンケート実施学期内に行う。
(2)アンケート結果(全体集計、学部集計、科目分類集計、担当科目集計)は、担当教員とその所属学部長に提示される。
(3)全体集計と科目分類集計ならびにアンケートに関する教員からの声などに関しては、大学のホームページ(教育開発・支援センター、サイト)で紹介していく。
(4)個々の授業科目のアンケート結果については、教員の同意に基づき公表を行う。
6 授業改善への反映
授業改善がどの程度なされているかを確認するためには、経年変化を把握することが必要である。そのため学生への質問項目には、アンケートの継続実施に適したものを選定した。また、授業に対する教員と学生の認識の差が把握しやすく、しかも学生からの建設的な提案が行えるように自由記述欄も設定した。また,各教員は,自身がアンケート結果を基に授業改善方法を検討するだけでなく,それを何らかの方法で学生にも提示・説明するよう努めることとする。 |
以上 |