農学部・農学研究科
明治大学就職・キャリア形成支援事務室
2007年12月21日更新
茅ヶ崎市役所 内定 |
自分の意思をうまく伝えよう。
就職活動を始める、または就職活動中の皆さん、こんにちは!
私は、2007年9月という遅い時期に就職が決まりました。というのも、公務員試験自体が始まるのが遅いので仕方のないことではありますが。
さて、就職活動中の一番の悩みどころは、「今、どこを受験されてるんですか?内定は?」という質問。面接を受けていれば、必ず聞かれることです。
重要なのは、言うタイミングとそれをどう思っているかを伝えることです。
私の場合、民間企業に内定を頂いた時、正直に話しました。内定をもらう前に話すと、内定を辞退する人を採るのはリスクが高いと企業は考えるからです。企業には、「親に市役所も受けてみなさいと言われ、市役所も一応受けてみようと思います。もちろん、今は御社の仕事内容にとても興味があり、意欲もあります。ですが、親を納得させてから、内定を決めたいと考えています。」と内定を頂いた時に伝えました。企業の方は、あまり受けて欲しくはないけれど、大切な問題だから自分の中で答えを出して下さいと言われました。
それから、内定承諾書へのサインも契約内容を見てからサインしてくださいね。
例えば、「今後他企業への就職活動は行わないこと」なんて一文があったらチョット危険です。逆に、「やむをえない事情があり内定を辞退する場合はすみやかに連絡すること」なんていう一文が入っていれば、安心ですが。
就職活動、本当に大変だと思いますが、納得のいくまで頑張ってくださいね!!
(農学部 生命科学科 男) |
東邦レオ(株) 内定 (営業職) |
私は12月から5月の上旬まで就職活動をしていました。約半年という短い就職活動を勝ち抜くためには、自己分析をしっかり行うことが一番大事だと思います。また、企業選びも重要だと思います。まず、なぜ自己分析が一番大事かというと、大きく2つ理由があります。
1.エントリーシートの基盤になる。
エントリーシートには「学生時代に頑張ってきた事」「志望理由」「失敗談」などを300字〜500字(企業による)で書く欄があります。ここで、自分をしっかり表現できていなかったり、他の人と同じような内容だと人事の方の目に留まらず、落とされてしまい面接にさえ進めません。私は面接を行うことで自分を上手く表現できたので、エントリーシートで落とされないように12月からずっと自己分析をしていました。
2.面接の基盤になる。
面接中は、エントリーシートと違って面接官が目の前にいます。正直緊張します。第一志望の企業ならさらに緊張します。面接に慣れるために、面接の練習をすることも大事ですが、私は自己分析をしっかりしておくことをオススメします。緊張をすると自分が何を話しているのかわからなくなるときがあります。文章を暗記していると、頭が真っ白になり話せなくなってしまいます。自己分析をしっかりしておけば、緊張しても自然と言葉が出てきます。たまに予想外の質問をされるときがありますが、自己分析をしっかりしていれば緊張せず、上手く切り抜ける事ができると思います。
次に企業選びですが、自己分析をしっかりしていれば自分がどんな仕事をしたいのか、どんな会社が合うのか分かると思います。なので、積極的に説明会に参加してみてください。インターネットやパンフレットでは分からないような新しい発見を肌で感じてみてください。また、私は面接を行うほうがエントリーシートや筆記試験よりも自分を上手く表現できたので、すぐに会ってもらえる会社、会って人間性を見てくれる会社を多く選んでいました。自分の得意な選考を行っている会社を選ぶのも、大事な事だと思います。
就職活動は今後の人生を大きく左右する大事なものです。途中で悩んだり行き詰ったりしたときは、友人や先輩、就職課の人にどんどん相談しましょう。きっと自分のことのように真剣に相談にのってくれると思います。初めてのことばかりでとても不安だと思いますが、みんな同じです。健康に気をつけて最後まで諦めず頑張ってください。
(農学部 生命科学科 男) |
(財)日本食品分析センター 内定 (分析職) |
「幅広い分野を」
私は、11月頃から就職活動を始め、最初は合同セミナーなどに参加し、昨年の今頃は情報集めを行っていました。12月、1月は時々企業セミナーに参加する程度で、私が本格的に就職活動を始めたのは2月からでした。
2月は、昼間は説明会と面接、夜はエントリーシートの記入などを行っていました。内定をもらったのは3月下旬でした。
私がエントリーしたのは最終的に100社以上で、その中から自分が行きたい企業を絞り込み、エントリーシートを提出したのは50社くらいでした。しかし通過したのは半分以下でした。通過しなかった原因を振り返って考えてみると、まず1つ目に友達や周りの人にあまり意見を聞かなかったところだと思います。エントリーシートはたくさんの人に客観的に見てもらい、アドバイスをもらうことが大切だと今実感しています。
2つ目の原因は、私はエントリーシートをたくさん提出しようと思い、1つ1つのエントリーシートにあまり時間がかけられなかったことだと思います。たくさん提出しようとすると、期限に間に合わせることに精一杯で、内容は適当になってしまうことがあるので、余裕をもって記入をすることが大事だと思います。今のうちから書く練習をたくさんしておくと後で少し楽になるのではないかなと思います。あとはエントリーシートを書く時間、面接の練習をする時間、など時間配分をちゃんとして、自分のペースを作るのが良いと思います。
また私が就職活動をして感じたことは、分野を最初から限定せずに、いろいろな会社の情報を見た方がいいということです。有名な企業を受けることが多いと思いますが、それ以外の企業でも調べてみるとおもしろい企業はいっぱいあると思います。また、同じ職種でも会社によって仕事の内容が違うこともあります。会社のイメージで受ける受けないを決めるのではなくて、幅広くいろいろな会社を受けてみたらいいのではないかと思います。
(農学部 農芸化学科 女) |
味の素(株) 内定 (事務系総合職) |
「就活してた頃」
みなさんが業界や企業を選ぶポイントは何でしょうか。給料?福利厚生?知名度?・・・
私は自分が働いているイメージが湧く企業を中心に受けていました。要は自分が興味・関心のある企業です。
そのイメージが湧く企業を選ぶために企業研究と言われるものをしましたが、自分の場合 1.説明会 2.業界本を参考にしました。
1.そこの企業で働いている社員と会えるし雰囲気も感じられる。スーツや靴を見るだけでも伝わる。
2.業界全体を知ることで業界の状態、企業の立ち位置など知ることができる。ESや面接でも使える。
みなさんが就活で悩む箇所はほとんどのESにある自己PRだと思います。かっこいい言葉で飾らないで、今の自分があるのは常にどういう行動をしているかが伝わればいいと思います。実際に自分はバイトのことを書きました。バイトでも全然イケます!!
就活と言えばやっぱり“面接”ですよね。分けて説明します。
1.,GD/GW
GDやGWはメンバーに左右されるのでそこら辺は運かも。「司会やタイムキーパーをやるといい!!」とか一部では言われていますが、人事もそのパターンは知っています。自分の意見をはっきり言って、メンバーの話をちゃんと聞くことが大事だと思います。
2.集団面接
隣の人の自己PRがすごかったり隣の人と言うことがかぶったりしても、焦らないで大丈夫です。ただ集団面接も時間が決まっていますので、自分だけ尺を使いすぎないように。KYになっちゃいますから。
3.個人面接
質問に対して淡々と答えるのではなく、会話をするような感じで進めていくほうがいいと思います。面接官は真剣に話を聞いてくれます。圧迫面接はほとんどありません。
最後に就活はなかなか内定が出ないで凹む時があるかもしれませんが、自分を信じて悔いの残らないものにして下さい。みなさんのご健闘をお祈りしています。
(農学部 生命科学科 男) |
旭化成ファーマ(株) 内定 (MR職) |
自分の進路を決める時はいつも、いい刺激を与えてくれる人との出会いがありました。就職活動も「素晴らしい人との出会いがありますように」と思いながら2月に計30社、1日に2社ずつ平日、都内を転々としていました。2ヶ月の就職活動でしたが、「一緒に働かせてもらいたい」と思える会社にめぐり会い、内定を頂くことができました。
何もかも手探りの状態だったので、とにかく少しでも興味の有る業界は自分で足を運んで、目で見て、話しを聞いて、「自分がどう思うか」を確かめていきました。
魅力的に思ったり、想像と違ったり、やはり感じる事は様々でした。
SPIも自己分析も決して順調とは言えず、結局、自己分析は最後までよく分かりませんでしたが、メモを取る、必死に考えるという行為だけは続けていました。一人でいると、「いい会社だったな」「自分には向いてないな」等、頭の中で色々な言葉が飛び交います。それを、何故そう思ったのか掘り下げて考えていく、ただそれだけなのですが、「明確な言葉で表す」って、意外と難しかったです。
これは結果論ですが、失敗も成功も含めて「理由をはっきり述べられる」のは面接においても大事な事だと思いました。理由を考えることは自己分析する事とイコールで結ばれているかもしれません。なので、今もし「なんとなく」何かを考えているならば、「言葉で表現できる理由」に変わるまで「何故?」と自分に問いかけてみてください。出た答えがたとえ本題に直結していなくても、何かしらの発見があると思います。
私の友人は昔からの夢を叶えることが出来ました。
大好きなものが有る友人は大好きなものに携わる仕事に就くことが出来ました。
私自身は自分探しの就職活動になりましたが、それでも、仕事に対して興味を持って、前向きに前進していれば必ずどこかでチャンスが舞い込んできます。
そして、沢山悩んだことは必ず後にプラスに繋がります。
皆さん、お体には気をつけて、そしてチャンスには敏感に、就職活動頑張ってください。
応援しています。
(農学部 生命科学科 女) |
栗田工業(株) 内定 |
『自分を表すキーワード作りを!』
自分を表す『キーワード』それが就職活動を行う中で私の指針となり、今後の私の人生においても間違いなく必要だと思ったものです。
私が作った1つ目のキーワードは『土壌浄化の専門家になる』というものでした。このキーワードは、最初は『環境問題に携わりたい』という漠然としたキーワードから始まり、大気汚染、水質汚染、土壌汚染などある中から、環境関連のシンポジウムに行ったり、本を調べることで、現在注目され始めている土壌浄化事業に携わりたいと考えました。
このようにキーワードを膨らませて行き、少しずつ具体化して行くのです。この時、何回作り直しても構いませんし、何個作っても構いません。
これを見つけてしまえば後は簡単です。就職活動が簡単ということではなく、自分が何に興味を持ち、どんなことに幸せを感じるか等、分かってしまえば後はやることが決まってくるのです。私の場合であれば、土壌浄化の専門家になるため、農学部を相手にしてくれない企業も多かったのですが、建設業界や機械メーカーを中心に土壌浄化を行っている企業を周りました。
その中で2つ目のキーワードである『現場に近い技術者になりたい』という思いを各企業においてぶつけ続けたところ、現在内定を頂いた企業に出会うことができました。正直内定を頂いた時も嬉しかったですが、それ以上に本当の自分をぶつけ、それを受け入れてくれる企業が見つかった時、最高の気分だったのを覚えています。
本当の自分を見つけ、その自分でぶつかって行くことが、満足の行く就職活動になるのではないかと私は思っています。ですからみなさんも一度キーワードを試しに作ってみて、本当の自分を探してみてください!
(農学研究科 生命科学専攻 男) |
日清食品(株) (技術系総合職) |
『自分の言葉で』
私が就職活動をしているときに最も大切にしていたことは自分の言葉で伝えるということです。
就職活動で企業のホームページ等を見たときに、どのような人材を募集しているのかが書いてあると思います。その多くのキーワードとして入っている言葉は「個性」とか「チャレンジ」と言った類の言葉です。多くの人はこれを見たときに当たり前すぎて難しい、これじゃあ何を話したり書いたりすればいいのかわからないと思います。でも、本当に個性を出せていますか?「個性」は「長所」とは違います。「短所」だって「個性」だと思いませんか?例えば、待てない、我慢できない、気が早いって短所でしょうか?私は日清食品という主に即席麺を作っている会社に就職するわけですが、「僕は待つのが苦手な性格なので1秒で作れるインスタントラーメンを作りたい」と言う人と「僕は何時間だって何日だって待てます。どれだけ待ってもいいから本物に近いおいしいインスタントラーメンを作りたい」と言う人、どっちが欲しい人材でしょうか?もっと言えば「インスタントラーメンの良い所は短時間でできる所だと思います。でも、もっと短時間でできておいしいインスタントラーメンを作りたい」と言うのと先ほどの「僕は待つのが…」と言うのとどちらが個性的でチャレンジでしょうか?自己PRが自慢っぽくなるのは長所を押し付けるからだと思います。就活本等を読んだりして、自分の長所をだけを押し付けたり、無難な文章を書いたりしていては「個性」も「チャレンジ」もありませんよ。
その会社が必要としている人物像を自分の中でしっかりと作ってください。そこで自分ができることやりたいことを自分の言葉で伝えてください。全ての会社がどうかはわかりませんが、ビジネスマナーなんて二の次だと思います。だって僕は日清食品のエントリーシートに写真貼り忘れてしまったけど通りました。(皆さんは絶対やらないでくださいね!)企業は皆さんが書いた文章をちゃんと読んで評価してくれます。自分が生まれてから今まで全く同じ経歴の人なんていないはずです。自分が経験したことの中から、自分が一生懸命になったこと、自分が心を動かされて感動したことを、自分の言葉で伝えてください。
(農学研究科 生命科学専攻 男) |
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