タイコエレクトロニクスアンプ(株) 内定 (設計職) |
「企業の選び方」
私たちの目に飛び込んでくるモノだけが、企業ではない。まずそのことをよく意識して欲しいと思います。世の中には私たちの知らない企業でも、現代の生活になくてはならない企業というのがとても多くあります。所謂BtoB企業です。この企業は企業相手に商売をしているために、私たち消費者に直接触れないためCMなどをやらない企業が多く、そのため私たちが知る機会がないのです。しかし、実際にこのような企業が今の世の中を支えています。なぜなら、最終製品を作っている会社というのは、このようなBtoB企業が作った部品を買い集めて製品を作っているからです。ですから、知っている企業だけを見るのではなく、知らない企業であっても話を聞くなどをして企業選択の幅を広げて欲しいと思います。
ここからは私なりに企業の見分け方を教えていきたいと思います。自分がやりたいことで企業を選ぶのももちろん必要ですが、ここではそれ以外の事を上げていきます。
社会における企業の価値は?
私たちが就職してから退職するまで働くとしたら、40年くらいになります。あなたが行きたい会社はその時もありますか?そんなこと聞かれてもわからないと思います。ですが、考えることは大事なのです。今世の中は必要の無い物は淘汰されていきます。そのため、あなたが行きたい企業の「強み」をしっかりと考えて欲しいのです。
財務内容は?
金の話かよと思う人もいると思いますが、企業の一番の目的は利益をあげることです。どんなに綺麗事を言っても、利益を上げなければその企業は倒産してしまいますし、悪くてもリストラやボーナスカットということも起こるのです。そのため、少しですが財務内容にも触れていきたいと思います。
まず「経常利益」というものを見てください。これは簡単に言いますと、企業がどれだけ利益を上げているかを知ることが出来るもので、上場している会社であればとある就職サイトにも載っています。これを使って、経常利益率=経常利益÷売上高ラ100を出します。この値が5%であればメーカーの平均で、10%を超えれば良い方だと言われています。
次に「自己資本比率」を見てください。これは自己資本比率=((総資本−他人資本)÷総資本)×100で表されます。他人資本とは銀行などで借りたお金で、負債の事です。この値が40%であればメーカーの平均です。値が大きくなればなるほど経営が安定している証拠になります。
有名な会社でも、名前の知られていない会社でも、大きな会社でも、小さな会社でも、今上げた二つの点も参考にして企業選びをして欲しいと思います。
(理工学部 電気電子工学科 男)
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三菱電機(株) 内定 (設計職) |
就職活動体験報告
就職活動をしていて私が感じたことの一つは、自分が知っている会社は世の中のほんの一部でしかないということです。私たちが普段耳にしている会社は、自動車メーカーや電機メーカーあるいはマスコミやなど主に消費者を相手にしているものがほとんどではないでしょうか。また、私たちがすでに知っている会社も、それは事業の一部で、それ以外にも私たちが知らないような事業を行っているかも知れません。私も就職活動を行う前は、三菱電機は家電や重電を扱っている会社という程度の認識でしたが、いろいろ調べることでファクトリーオートメーションや自動車機器といった事業を行っていることを知りました。就職活動を行ううえで、自分の志望する分野や会社を決める際にはイメージにとらわれずによく調べた方がいいと思います。私は新聞やインターネット、雑誌などの出版物で調べました。また、実際にOBに会って話を聞くことで、外からでは分からない生の情報を得ることができます。あと、メーカーであれば事業所見学(工場見学)をさせてもらえると思うので是非参加するべきだと思います。どのような職場なのか雰囲気がつかめますし社員の方に直接会っていろいろ話を聞けます。
自分の志望する業界や会社が見えてきたら、自分が本当に行きたいと思う会社がある程度絞られてくると思います。私は何十社も面接を受けるよりも、志望度の高い会社に絞って就活をし、その分面接などの対策を十分に行うようにしました。多くの会社を受けすぎるとそれぞれの会社の面接などの準備に割ける時間も限られてしまうので、結局中途半端な準備しかできないと思いますし、仮にそれほど志望度の高くない会社に内定したとしてもいざ就職するとなると迷いが生じると思います。やはり自分が本当に行きたいと思う会社を受けるべきだと思います。これから就活する皆さんが、納得のいく就職活動ができることを祈っています。
(理工学部 数学科 男)
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本田技研工業(株) 内定 (技術職) |
「就職活動を通して」
私が就職活動をしていて最も強く感じたことは、思いこみをなくすということです。これは自己分析でも志望業界や業種を決定する際にもいえることです。例えば、自己分析では些細な行動や一見マイナスなイメージを持たれてしまいそうな失敗、自分の短所など思いついたことは全て書き出してためておきました。また企業を選択する時にも、なるべく企業を絞ることなく様々な業界をみていました。私は自動車業界を志望していたのですが、電気・ガス・石油・家電メーカー・SE・コンサルなど他業界の説明会にも行き、受験もしました。大変かもしれませんが、まだ志望する業界や業種が特定できていない人は、あわてて決めてしまわないで、その状況を前向きに捉えて色々な企業を回ってみるのも良いと思います。もちろん既に決定している人も幅広い知識を吸収し、場慣れするためにもお勧めします。
近年いくら売り手市場であるといっても、志望する企業に入社できる人は限られています。また志望した企業に入社できたとしても、自分がやりたかった仕事ができるとも限りませんし、想像していた姿とは違うかもしれません。一方で、全く興味のない業界・業種の企業に入社したとしても、そこでやりがいを見つける人達も大勢います。これは就職活動中に出会った言葉なのですが、私は『何を選択するかではなく、選択したことに対してどのように行動するかを選択することの方が重要だ』と思います。選考が進まず、体力的にも、精神的にも辛くなる時がくるかもしれませんが、リラックスできる時間をつくって深刻になりすぎないことも大切だと思います。就職活動がうまくいっても、厳しいものになっても、自分の将来に真剣に向き合うこの期間は、必ずみなさんにとって実りの多いものになると信じています。
最後に、みなさんが納得して就職活動を終えられるよう心からお祈りしております。また拙い文章でしたが、少しでもみなさんのお役に立てることを願っています。
(理工学部 機械工学科 女)
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三洋電機(株) 内定 (技術系・業務用機器) |
「就活というか社会勉強」
私が三洋電機(株)で働こうと決めた大きな理由は、設計開発へ配属される可能性が高かったことと、「Think GAIA(シンクガイア)」というブランドビジョンが私の発想と極めて近かったからです。絶対にものを設計する仕事に就きたかったので、満足できる就職活動になりました。
私が就活を本格化させたのは6月中旬でした。人気企業は既にエントリーを締め切っており、他の企業も最終選考段階に入るところが多く苦労しましたが、逆に説明会と試験が同じ日だとか、面接がいきなり最終面接という企業もあり、スケジュール的には少し楽できた部分もありました。
「メーカー志望」以外は企業を何も絞れずにいた私は、時間がない、早くしないと取り返しがつかなくなる、と思い、とりあえず合同説明会へ行きました。具体的にしたことは、
興味のある企業を回り、自分で調べても説明を聞いてもよく分からない点はなんでも質問をする。
1対1の相談コーナーがあったので、就活についていまいち自分の中で整理しきれていない部分を聞く(エントリーシートの書き方、面接に臨む心構え)。
特に相談コーナーは良かったです。人と話をすると、自分の考えをまとめやすかったです。相手は就活のプロなので具体的な疑問を持っていけば良いアドバイスをくれますし、背中を押してくれます。これでだいぶ気が楽になり、一番苦労した自己分析とエントリーシート作成を一歩進めるきっかけとなりました。
就活中、一緒に試験を受ける人を見ていると、「就職する」ことに対するぶれない自分の考えを持つ人がエントリーシートでも面接でも強い、と感じました。自分に合った準備をして、自分に合った納得できる就職ができるように頑張ってください。
(理工学部 機械工学科 男)
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日本ビクター(株) 内定 (技術職) |
就職体験記
採用活動が本格的に始まる前の12月までの時期には自己分析と企業情報収集に専念していました.志望業界に関係なく,合同説明会などで数多くの企業を見て,多様な企業の持つ「色」を見比べ,「本当に自分の肌に合う企業風土」といったものも同時に模索していました.また,志望業界については,私は音響系のメーカー志望だったのですが,様々な製品に触れる機会を増やし,専門外の学科・研究室ながら,できる限りの知識を持つように心がけていました.こういったことは後の選考を受けていく中で必ず役に立ちますし,逆に企業からすれば,その程度の知識を得ようとする関心や行動力がない人間は欲しくないだろうと,実際に選考を受けてきた中で感じました.
説明会を多く受けてみると,どこの企業でもよく聞く事が「研究や学科と企業での仕事内容が直結している必要はない.直結しているほうが可能性としては低いわけだし,気にする必要ない.」といった事でした.
しかし,実際に面接の中で「卒業研究(学校の勉強)で学んできたことを,どうやって当社の仕事に活かしていこうと考えていますか?」といった質問をよくされました.この質問をされた時,私は正直に言うと,油断をしていたので,研究内容と事業内容の比較ばかりしてしまい,うまく答えら得ませんでしたが,研究や勉強から学べる事は何も学問的な知識だけではありません.自分が研究活動や学生生活の中から得られたと思うあらゆるものを考え,まとめておくと良いと思います.
音響系メーカーへ就職したかった私にとって,日本ビクターから内定をもらったことはたいへんに嬉しいことでありました.しかし,大きな不安要素として当時3期連続赤字だった業績や,松下の連結子会社から離れるという話があり,先行きの怪しい経営状況がありました.結果的には,松下から離れ,ケンウッドと業務提携を組み,この7〜9月期に限れば再建計画を上回って全部門で営業黒字化するなど,回復の兆しも見えてきましたが,まだまだ予断を許さない状況ではあります.当時,まだ選考の残っていた音響系メーカー数社を受けずになぜビクターに決めたのかというと,やはりそれだけの魅力を感じられたからです.ビクターの製品は好きになれましたし,その製品群に用いられていた技術はたいへんに独創性が高く,他社に簡単に真似できないような高いレベルのものでした.その技術的なレベルから言っても復活の大きな可能性を確信できるものがありました.また,説明会に数回参加し,選考を進めていく中でビクターと自分との相性が非常に良いようにも感じらました.そういった確信や感覚を得られたのは,各社の多数の製品や社風を比較できたためであり,比較のために自分の足で動いた行動力だと思っております.
最後になりますが,就活は企業との対話の場であり,ビジネス的な面も確かにあります.しかし,もうひとつの側面として,自分と向き合い続けていく活動であるとも言えます.本当に正直に自分と向き合い,長所も短所も認めていくということは,普段やっているようで,今まで経験のないことでしょう.それを続けていくことは精神的疲労も大きく,選考が始まってくれば,その結果を他人から評価されていくわけですから,ストレスが溜まっていくのは当然のことです.たまには遊んでみたり,上手く息抜きをして,精神的バランスを保って就活に励んでいって下さい.
(理工学部 機械工学科 男)
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マツダ(株) 内定 (技術職) |
内定に至るまで,半年間の就職活動で体験したことをご報告させていただきます.
まず活動期間全体を通して気をつかっていたことは,何より体調管理と情報収集でした.体調管理については言うまでも無く,受ける企業に対して,どれだけ万全の準備をしていたとしても,体調を崩してしまっては,受けることすら出来なくなる危険性があるからです.特に秋から春にかけては気温の変化も多く寒い時期が続くので,疲れなどはためこまないようにしました.
情報収集というのは,希望している会社や職種についての知識を少しでも増やすということです.新聞を毎日読んだり,会社のホームページを読むことはもちろん,大事なのは周りの人との情報交換だと思いました.自分で情報を集めることはとても大事ですが,会社説明会などは日程の都合上,気になるすべての会社を訪問することはかなり大変なことです.また,新聞などは読んでいると知らず知らずのうちに自分の価値観をとりいれて内容を理解する傾向にありますが,他の人の考え方を聞くなかで業界や企業に対して別の見方が出来るようになります.また自分の考えが他の人にはどう理解されるかを知ることにもなり,独りよがりな考えを面接などでぶつけてしまうのを防ぐいい手段になると思います.
次に具体的な活動対策についても紹介したいと思います.まずはスケジュール管理です.手帳は常に持ち歩くようにして,時計も見に付けていました.就職活動をするまでは,手帳も時計も見につけず,時間も日程もいきあたりばったりな生活を送っていたので,時間を気にするくせをつけるのはかなり大変でした.
エントリーシートや面接も1回は人に見てもらったほうがいいと思います.たいていの人は自分の中でのシミュレーションはかなり念入りに行うのですが,他の人に相談するひとはそこまで多くないように思えます.はずかしい気持ちも大変わかりますが,何回か見てもらううちに慣れてしまえば,むしろ見てもらわないと落ち着かなくなるでしょう.これは必ずしも先生とか先輩ではなくてもいいと思います.友達や家族にみてもらって,誤字脱字や日本語表現の誤りが見つかるだけでもかなり大きいです.友達のESや面接も是非みてあげて下さい.その中でいい表現や情報があれば,自分のものとして使うことも出来ます.
最後に「みんなの就職活動日記」というサイトを紹介したいとおもいます.有名なサイトなのでご存知の方も多いと思いますが,このサイトは掲示板方式で,全国の就職活動している人との情報交換ができたり,希望する企業の内定者の体験談を読むことが出来ます.ESや面接で聞かれる内容や雰囲気もかなり詳細に記載しているので,是非活用してみてください.
長々と書きましたが,微力ながらこの文章がみなさんの助けになればと思います.
就職活動がんばってください.
(理工学部 機械情報工学科 男)
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東海旅客鉄道(株) 内定 (設計・生産技術職) |
就職活動は順調に進んでいますか?
あなたにとっての就職活動って何の為ですか?
就職活動は自分を成長させるチャンスでもあり自分を見つめ直すチャンスです。
自分が納得のいくまで頑張って下さいね。
〜就職活動体験報告〜
まず初めにしたとこは、合同企業セミナーに参加し自分は何がしたいのだろうか?
何に興味があるのだろうか?を探すことから始めました。
それと同時に、自分の長所・短所などを明確にするため、自己分析をしました。
次に企業研究、業界研究をしました。
この企業研究と業界研究はとても重要で、同じ業界でも企業によって、微妙に違っていてその企業しかやっていないこと、つまりその企業の[強み]があるはずです。
もちろん[弱み]も知る必要がありますけどね。
それを知るためには、企業のHPを見たりするのも大切ですが、それだけではわからない情報も多くあるので、実際にその企業の会社説明会に参加して情報を得てください。
自分の足で稼いだ情報は後々、大切なモノとなるはずです。
それが終わる頃にはエントリーシートの提出の時期だと思います。
エントリーシートの書き方って初めては難しいけど、自己分析・企業研究がしっかり出来ていれば書けると思います。多くの会社を受けると思いますが、書いているうちに慣れてくるはずです。他人が見るので、時間をかけて丁寧に書いて下さい。
エントリーシートが通ると最後は面接です。
面接では、元気よく笑顔で挨拶をして、質問ではハキハキと答えて下さい。
ある人事の方から聞いたのですが、面接は挨拶から始まっていて、第一印象がかなり大切だそうです。
面接は緊張すると思いますが、面接は会話ですからしっかり言葉のキャッチボールが出来れば問題ないです。
そして、最も重要なのは、自分が会社で『一番やりたいこと』を明確にして、自己分析でわかった『自分の強み』をこの会社で『どう生かせるか』を押さえていれば大丈夫だと思います。
面接に落ちてしまった場合は凹んで悲しくなると思いますが、気持ちの切り替えが重要です。また、次の面接では失敗しないように、前の面接の反省をしてみましょう。
きっと次の面接では上手くいくはず。
そして、面接もエントリーシート同様に慣れなので本命の会社を受ける前には数回、面接を行ってから受けるといいと思います。
最後に、就職活動中は息抜きも必要なので、友達とも話したり少し会って遊んだりなどもして、焦らず自分のペースで頑張って下さい。
では皆さんが、納得のいける就職活動が出来ることを願っています。
(理工学部 機械情報工学科 男)
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富士ゼロックス(株) 内定 (技術総合職) |
「就職活動から感じたこと」
はじめに
就職活動は個人で取り組み方が違うし、会社の採用基準も様々です。他人のやり方に惑わされず、自分なりにやりやすいと感じた方法で取り組むのが一番だと思います。
成功談
強いて言えば、無理なスケジュールを組まなかったことでしょうか。そのおかげで一つ一つの選考に全力で臨め、悔いの残らない就職活動ができました。
失敗談
スタートが遅れたことです。早くから取り組んでおけばもっと多くの企業をみることができたと思います。もっと自分に合う企業があったかも、という疑念が残ったまま就職してしまうと、仕事が辛いときなどにくじけてしまう気がします。
アドバイス
最終的に企業は入社意志の強さを見ているように感じました。その企業に関心が強ければ企業研究もしているだろうし、将来のビジョンもしっかりもって話せるはず、と考えているのではないかと思いました。
最後に
全力で取り組んだ事にはあまり後悔しないものだと思います。もし選考に落ちても「自分に合わなかっただけだ」と考えられ、あまり凹まずに次へいけます。どうしても選考がうまく進まず思い悩んだときは、独りで考え込まずに、周りと色々話すことで道が開けることがあります。私の場合も周囲の人が支え、協力してくれたおかげで、納得のいく就職活動ができました。みなさんも納得して就職活動を終えられるよう、頑張ってください。
(理工学研究科 機械工学専攻 女)
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(株)IHI 内定 (技術系) |
「私の会社探し」
私の就職活動は「会社とのマッチング」でした.本体験記では,私がどのように合っていると思える会社探しをしたのか説明したいと思います.
私はエネルギー問題に興味があり,その問題解決に関わった仕事に就きたいという目的で会社探しをしました.しかし,ある程度興味ある業種,会社を絞ってゆくにつれどうしても似ている強みを持った会社が増えてきます.細かい技術の違いを強みに持ってくる会社もありましたが,どの技術も自分研究分野ではないため,知識が本などから得られる概要程度のものしかなく,会社を志望する理由を不明確なまま面接を繰り返すことになってしまいました.反省点として受かりたいばかりに,志望動機を会社の示す強みに合わせていたことと考ました.
解決のポイントは自己分析でした.自己分析方法としてセミナー等で紹介されていたように,過去の経験や楽しかったことや嫌だったことを挙げ,なぜを繰り返して自分の本質を考えてゆく方法です.ただし私は自分の長所,短所を明確にするというよりも,今までの結果から数年後,さらにその先の将来をイメージするように意識しました.将来のビジョンを持てば,いくらでも聞きたい事が出てきます.人事の方,技術者の方に詳しく話を聞き,就職活動をやり直しました.そして,そこで得たことを志望動機にしました.結果として,自分に合うと思える会社を見つけ,入社することができました.
今後長い間働くことになる会社です.もちろん今の自分を知ることも大事なことですが,もっと先のことに着目することも大切なことではないかと思います.
(理工学研究科 機械工学専攻 男)
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日立建機(株) 内定 (研究開発職) |
「就職活動を楽しむ」
○説明会参加と自己分析
私は学内説明会を含めると全部で40社くらいの会社説明会に参加しました。たくさんの説明会に参加することで、会社と会社の横のつながりがよく見えてきて、自分はどういう分野が好きなのか、向いているのか、ということがわかったと思います。また、自分はなにをしたいのか、どうなっていきたいのか、という社会人になってからの目標設定をすることができました。このように、私は就職活動をしながら自己分析を進めていったことになります。
○選考について
大学などの入学試験と決定的に異なるのは、人柄、人間性などが重要視されることです。SPI等の試験で足きりをする会社もあるので、できないよりはできたほうがいいと思いますが、面接で如何に自分という人間の価値をアピールできるか、が最も重要です。
そして、自己アピールの王道は、「今の自分は何ができるのか、会社に入ってから何をやっていけるのか」ということを、説得力のある具体例とともに説明することです。とは言っても、話す内容なんてなんだっていいんです。研究や勉強の話は勿論のこと、サークルのことでもバイトのことでも、はたまた恋愛の話とかでもいいんじゃないでしょうか?要は、“自分が一番話しやすい内容”の話で、目標に向かってたくさん努力して、自分が努力をすれば、どんなことでも実現していけるってことを説明できればいいのです。
面接官は、基本的にはこちらに対して興味関心を持ってくれていますので、必要最低限のマナーは忘れずに、自分を飾らず、正直に行動していけばおのずと結果はついてくると思います。
○就職活動の感想
私にとって就職活動はなかなか楽しいものでした。選考が進むと様々な会社の立場、能力のある人たちと話すことになり、緊張はしましたが、良い刺激にもなったからです。とはいっても辛かったこともあります。それは、本当に行きたいと思った会社のうち1社落ちてしまったことです。それはショックでしたし、後悔もしましたし、反省もしました。それでも、今では、「結局のところその会社とは縁が無かったのだろうな」と思うようになりました。縁がある会社なら、特に面接での準備や努力をすることも無くスラスラ自分のことや考えていることなどを話せるでしょうし、縁が無ければいくら努力してもうまくいかないだろうと思うからです。
○最後に
辛いことや大変なことはたくさんあるかもしれませんが、就職活動を楽しんでください。いろいろな刺激を受けて、これからの自分のイメージを思い浮かべて、目標を設定してください。就職することが目標なのではなく、就職してからどう働いて、どうなるのか、が一番重要なことですから。
(理工学研究科 機械工学専攻 男)
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(株)乃村工藝社 内定 (設計・監理職) |
『後悔しない就職活動を』
私が就職活動を行っている時に、いつも頭においていた言葉です。
就職活動というと、とても重たい事だと感じてしまいます。しかし単純に「大きくなったらどんな職業につきたいですか」という質問の本番、ついに夢を叶えられる時期が来たのだと考えればいいのだと思います。私は就職活動をしていくうちに、このことに気付きました。仕事を会社の名前で選んだり、みんなが受けているからと受けてみたり・・・小さい頃はすぐに答えが出せたのに、今の私は何で迷っているのだろう、と足を止めました。この事が、自分の本当になりたい職業は何かと真剣に考えるきっかけとなりました。
納得いくまで会社を探そう!自分が輝ける仕事で働こう!そのために「絶対に後悔しない就職活動をしよう」と決めました。
まず、規模の大小や業種にこだわらず開催されると知った就職イベントには全て参加しました。こうすることによって、自然と仕事の選択肢は減っていきました。そして、12月に開催された建築系セミナーで今の会社・仕事の存在を知ることができました。その時の喜びは今でも覚えています。
次に、就職活動も本格的になる時期に備えて、SPIの教科書を12月中に1冊完璧にしました。また、この時期からエントリーシートや履歴書、自己PRを生田就職課の方々にほぼ毎週添削していただいていました。自己PRなどは、一人よがりになりやすいので、是非人に見てもらうことをお薦めします。失敗と思ったのは、第一志望郡だった会社が人生初の面接だったことです。大本番の前に、選考の早い同じ業種の会社の面接を受けておくといいと思います。
私の志望していた業種は全体的に選考が遅かったこと、志望している人が少なかったこと、過去に明大のOBがいないことなど、焦りや孤独を感じた時期もありました。しかし、自分でやりきったと感じるまで就職活動をしたと達成感を感じます。そのおかげで、本当にいい会社に出会えたと思っていますし、私を選んでくれたこの会社に感謝しています。
3年で3分の1の人が会社を辞めてしまうという今だからこそ、絶対に後悔しない就職活動をしてください。周りは気にせずに、納得いくまで自分が輝ける仕事を探してください。がんばってください。
(理工学部 建築学科 女)
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三井住友カード(株) 内定 (営業職) |
「文系就職の進め方」
「どうして建築関係への就職は考えていないのですか?」
就職活動中ずっとこのことを聞かれ続け、悩み、そして乗り越えて私は就職活動を終えることができました。
私は、建築関係への就職は初めから、1年生の冬頃から考えていませんでした。理由ははっきり言ってしまうと、向いていない、自分の働いている姿が想像出来ないといったところでしょうか。投げ出したのか、と聞かれたら答えには困ります。しかし、面接でそう言って受かる会社は一つもありません。しっかりとした理由を持って臨みました。
筆記試験やグループディスカッションを終えた後に、面接が始まりました。そこでは、志望理由、大学時代に力を入れて取り組んだこと、自己PRなどを主に質問され、答えていきます。そして、もちろんこの冒頭の質問もされます。「もったいないのでは…?」とも聞かれます。
私は「大学で学んだことを、必ずしもそのまま活かす必要はない。大学とは自分の好きなことを勉強していくことで、論理力や人間関係を構築していく場所だから、その中で興味を持ったものに就職することはいたって当然のことで、私はもったいないとは思いません」と伝えました。
私は、勉強以外では体同連陸上競技部での活動や、入学してから続けてきた予備校でのアルバイトを通して多くのことを学びました。「多くの人と出会い、協力し合い物事を達成した時の嬉しさ」をたくさん実感しました。それも全て自分の意思で選んだもの。これからも、自分自身に厳しいものを課して、仲間とともに乗り越えて行きたい、自分の好きなもので。そのことを真剣に伝えれば、学部に関係なく採用されると思います。
建築学科だから建築関係に就職しなければならない、なんていう決まりは一切ありません。確かに会社からしたら「なんで建築関係に行かないのだろう。単に嫌になって投げ出したから、どこでも良くてうちに来たのではないか…」と思われるかもしれません。しかし、しっかりとした理由、この会社で自分の力が十分に発揮できることをアピールすれば、全く問題ありません。「文系の方が有利か、理系は不利か」と聞かれることはありますが、そんなことは関係ないと思います。自分が大学で学んだもの、身につけた能力を、自信を持って伝えましょう。
(理工学部 建築学科 男)
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日本ユニシス(株) 内定 (SE職) |
「考えるよりも行動を」
これが私が就職活動を終えて感じたことです。「就職する」ということになかなか向き合えず、活動を本格的にはじめたのは2月末。それでも悔いのない就職活動が出来たと思っています。そこでここでは、私が就職活動を通して感じたことなどを中心にお話します。
1.自己分析を無理にしようとしない
→履歴書やエントリーシートを書くことによってみえてくる。『何』が強みかではなく、それがどれほど自分のものになっているかが大事。
2.志望業界・職種は自分で決め付けない
→あえて興味のない業界の話を聞くことによって、本当に興味がないのか確認。
3.目にとまった会社はとりあえずエントリー
→志望業界が変わった、新しく会社を探さなければならなくなった時には遅い。
4.なるべく早い段階で通過したエントリーシートを手に入れる
5.早い選考の方が有利とは限らない
→エントリーシートにしろ面接にしろ経験が大事。
6.5月選考もあらかじめ視野に入れて選考予定を立てる
→全て4月選考にし全滅した場合、もう一度会社探しからはじめるのは精神的に負担になる。
7.時間を有効活用する
→歩いた分だけ納得のいく就活ができる。
8.会場にいる学生をチェック
→そこにいる人たちが同期。集まってくる学生によってその会社がどういう会社かわかる。
9. かばんには必ず履歴書の予備を
→急な提出に対応するため。その場で書くことも可能だが、時間の無駄になる。予備はこれでもかと言うほどしておいて損はない。
10.面接中も会社選びの時間
→自分が会社に選ばれているのではなく、自分が会社を選んでいると言う感覚。
11.面接で落ちるのにはわけがある
→その業界は自分には向いていないのかも。
12.最悪の場合、自分は何を選ぶのか
→どこでもいいから就職しなければならなくなった場合、自分は何にこだわるのか。
(理工学部 応用化学科 女)
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(株)揚羽プロダクション 内定 (営業職) |
俺の就職活動
就職活動一番悩まされることは、ESの書き方でも面接対策でもなく、会社選びです。どんな会社に行きたいのか、どういう仕事をしたいのか、ということが一番大切なはずです。僕もそのことに関してはとても悩みました。唯一自分で見つけることができたのは、小さな会社に入りたいという希望です。僕にとって自分の存在価値というのはすごく大事なものです。超大手の会社に入ったらそれだけ大きなプロジェクトに参加できるかもしれません。お金も結構もらえるでしょう。でも僕は社員全員、社長までもが自分のことを知っていて、自分ひとりの価値が大きくあれる会社で働きたいと思ったのです。会社の成長に直接関わることができると思ったのです。
就職活動で一番大切なことは自分に素直であることだと思います。面接対策なんか本当はする必要はないと思います。素直な自分をさらけ出すことが大事なはずです。素直でいたらこの会社受からないなんて思うのなら、その会社は受ける必要がないはずです。本当に入りたい会社なら、その気持ちを素直に面接官にぶつけるべきです。自分のことだって、好きな部分はそのままアピールすればいいし、嫌いな部分は素直に認めてありのままを話せばいいのです。言葉遣いにはそこまで気にすることもないと思います。さすがに友達と話すようにじゃダメですが、普段年上の方と話すような感じなら僕はいいと思っています。男子学生が普段「私」なんかと自分のことを呼ぶことがあるのでしょうか。「僕」でいいと思います。僕は面接で熱くなったときなんか「オレ」と言ってしまったこともあるくらいです。それでもその面接をした会社にはオレのことを気に入ってもらえて来年度入社することとなりました。
(理工学部 応用化学科 男)
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(学)立花学園 内定 (講師) |
私は5月から10月の5ヶ月間教員になるため就職活動をしました。私が内定をもらうまでの流れを説明します。
まず初めに学校の探し方です。
探し方は、資格課程事務室の掲示板に私立学校からの募集要項が置かれるので毎日チェックしました。掲示板に置かれる募集要項には少しタイムログがあるので注意した方がいいと思います。その他には、神奈川県の私学協会と東京都の私学協会に登録をしました。
神奈川県の私学協会の登録の仕方は、作文を書き3000円を払うと登録完了です。東京都の私学協会に登録をするためには、私学適性検査を行います。この検査は受験料が3万円で「専門教科」と「教職教養」があります。結果はABCDの4段階評価で出され郵送されます。この検査を受ける事で東京都の私学協会に登録されます。
登録をした後は学校側から連絡が来るのを待つだけです。D評価がついても、まったく連絡がこないということはないと思います。
次に筆記試験についてです。筆記試験は「専門教科」「教職・一般教養」「論文」がありました。「専門教科」についてはセンター試験レベルですが。数VCまで必要だと思います。
「教職・一般教養」については、県の採用試験+新聞を読んどくといいと思います。
最後に面接で大切な事は受験する学校のHPを隅から隅まで読んでおくことと生徒指導について考えておく事です。私は面接のとき教育実習T・Uの担当の先生に相談をし対策をしました。
そして学校を決めた理由は、理事長が私の教師としての可能性を信じてくれ、期待をしてくれたので非常勤講師でしたが働くことを決めました。
教員は他の企業就職の人と比べ内定がでるのが遅いです。周りの友達が決まっているのに自分だけ取り残された感じにもなりましたが、そこは割り切って5ヶ月間頑張りました。
企業は何百単位で内定を出すのに対し教員しかも私立の教員は1人、2人です。本気で教師になりたければ、教師一本で就職活動をした方がいいと思います。
(理工学部 数学科 女)
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ユニアデックス(株) 内定 (SE職) |
私が希望する職種や企業を決めるまでに、次のような過程がありました。
(1)適性検査を受け、自分がどのようなことに向いているかを知る。
(2)それを踏まえて自己分析を箇条書きにまとめ、就職課に相談し、職種の説明を受ける。
(3)2月の学内合同企業セミナーにて、様々な話を聞き、興味を持った企業について調べる。
特に注意しておきたいことは、(3)のセミナーについて早めに日付や時間を確認しておかないと、期末試験後学校に来る用事がなくなってしまうために4月まで何もしなくなってしまうケースがあるということです。
このような流れで、私は企業を選びました。次に、2月以前にやっておいたほうがいいと思うこと、やっておいてよかったと思うことについてあげていきます。
(1)自己分析をし、簡単にまとめる。
(2)スーツやネクタイ、かばんや靴を用意する。
(3)履歴書を買い、一枚本番のつもりで作ってみる。
(4)SPI(II)の国語・算数の問題傾向をおさえておく。
これらのことは、暇なうちに手をつけておいたほうが後々楽になります。
最後に失敗談について少しあげていきます。
まず一つ目は、「私服でもスーツでも可」という合同説明会に私服で行ってしまったら、周りの人がみんなスーツだったという出来事があったことです。割り切れる人はそれでも大丈夫だとは思いますが、落ち着いて話を聞きたい人はスーツでいくことをお勧めします。
次に、選考を受ける企業の代表取締役の名前を調べたときに、3年ほど古い資料を見てしまったため、違う人物の名前を覚えてしまったことがありました。資料やHPを見るときは、最新のものを探すようにするといいと思います。
(理工学部 数学科 男)
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(株)アイ・ティ・フロンティア 内定 (SE職) |
1.簡単な就職活動の流れについて
私が就職活動を始めたのは、11月でした。何をすればよいのかわからなかったので、インターネットを使用して就職活動に関する情報収集と、大学で開かれた就職活動に関する講座を受けていました。また、スーツや靴、鞄など就職活動に必要なものを集めました。スーツは、夏用と冬用を一着ずつとネクタイを2本買いました。この時期には、自己PRを書けるように内容をまとめておくとよいと思います。
12月は、自分の気になる企業と合同説明会に参加していました。自分のやりたい職種が決まっていなかったので、合同説明会をたくさん受けて、いろんな企業(営業から技術)の説明会を受けました。その後、ある程度自分の考えがまとまってきたら、消去法で職種を絞りました。下旬は、気になる企業のエントリーが受付開始となっていたので、エントリーシート提出もしました。
1月はあまり動きませんでした。特に下旬はテストがあったので、一切スーツを着ないでインターネット中心の就職活動をしていました。
2、3、4月は、エントリーシート提出、説明会、面接の三本のみでした。毎日就職活動をし、多いときで、一日4社回っていたので、スーツのクリーニングは計画的に出せるときにしっかり出すようにこころがけていました。
2.注意事項
1)常に持っていたもの
印鑑、自己PR、履歴書、証明写真、はさみ、のり、ボールペン、手帳、折りたたみ傘
証明写真はインスタント写真のものを使用していました。かなりきれいに撮れるので、十分でした。折りたたみ傘は急な雨にも対応できるので持つことをお勧めします。
2)学内合同説明会
合同説明会にはたくさん参加しましたが、学内が一番いい説明会でした。環境もよく何よりも、説明にお越しいただく方が大学のOBの方なので、親近感を持って受けることができました。参加することをお勧めします。
3)ウェブ
インターネットを中心に皆さんも就職活動を進めると思います。ウェブを細かくチェックすることは忘れずにして下さい。
(理工学部 数学科 男)
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明治安田生命保険(相) 内定 (総合職) |
私の就職活動は色々な業界のセミナーに参加することから始めました。
年が明けると自分の強みは何なのか、どのような社会人になりたいのかなどを中心に自己分析を開始しました。何度も繰り返し考えることで自分の中で就職活動に対する軸が出来2月の中旬には金融業界に志望しました。
金融業界は選考が早いため3月の中旬頃から一次面接やリクルータ面談が始まり、次々と面接の連絡が来ました。忙しくなると『面接がブッキングしてしまった』ということがあったので、しっかりとしたスケジュール管理をすることがとても重要です。
面接は慣れだと思うので、志望順位の高い企業の面接前に何社か面接を受け面接に慣れておくことが大切だと感じました。
周りの友達などが内定をもらい始めると焦ってしまうと思いますが、最後まで諦めず頑張ることが大切です。
(理工学研究科 数学専攻 男)
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