5月15日、駿河台キャンパス中央図書館が来館者1100万人を達成しました。
栄えある1100万人目の来館者となった政治経済学部4年の鶴岡洋一郎さんには、
金子邦彦図書館長より認定証と記念品が贈られました。
鶴岡さんは「まさか自分が1100万人目とは」と驚きつつも
「こんな風に何かに認定されるのは初めてなのでとても嬉しい」と、記念すべき来館者に選ばれた喜びを語りました。
現在、就職活動の真っ最中で、この日も面接にあたって自分の考えをまとめるために立ち寄ったという鶴岡さん。
普段は授業の調べ物をするために利用することが多く、
最近では就職活動のエントリーシートの記入や、企業の情報収集にも活用しているそうです。
「家よりも図書館の静かな環境の方が、集中力を保つことができる」といい、授業がないときにも来館するとか。
金子図書館長は、
「2001年3月に中央図書館が開館してから、12年あまりで入館者が1100万人を記録したことは誠に喜ばしい限り。
図書館の利用が低迷しているといわれる昨今、特筆すべきことでは」と話し、
「さらに多くの方に図書館を活用していただくため、これからも様々な試みや工夫を凝らしていく」と、
更なる利用者増への意欲を表しました。
今回の表彰の場となった
中央図書館のエレベーター前には、
「ブックハンティング選定本」というコーナーが
設置されています。
本好きな学部生・院生が、
神保町の三省堂書店でセレクトした本がおよそ300冊。
なかなかマニアックなラインナップで、
思わずにやりとさせられます。
何か面白い本を探しているという方には、
おすすめのコーナーです。
その後ろには
「MEIDAI BOOK NAVI 特集」。
「〈3.11以降〉を生きるための3冊」をテーマに、
様々な学部の教員が新入生に薦める3冊の本を選定し、
その書評を寄せた
「MEIDAI BOOK NAVI」が置いてあります。
ここで紹介されている図書を借りて読み、
教員と感想を語らうのもよいかもしれません。
近未来を感じさせる外見に、居心地のよい空間、120万冊もの蔵書数を誇る中央図書館は、
駿河台キャンパスの人気スポット。
試験勉強や就職活動で落ち着いた環境を求める方も、
「来館者1200万人目の栄誉は、我こそが…!」という方も、ぜひ足を運んでみてください。
様々な取り組みが続けられる中央図書館の今後にも注目です。