10月2日、韓国大学生訪日研修団が明治大学に来訪しました。
この研修は、韓国の大学生を日本に招聘し、日韓の相互理解や日本への関心をさらに深めてもらうことを目的に
公益財団法人日韓文化交流基金が行っているもの。
大学生たちは10日間の日本滞在中、ホームステイや日本の大学生との交流などを行いました。
この日はOh-o!Meijiの募集などを見て集まった約40名の明大生が、
韓国からの大学生(約60名)をサポート。
駿河台キャンパスでは、キャンパスツアー、
学食で昼食をとりながら交流を深めた後、
午後からは森川 嘉一郎准教授(国際日本学部)による
秋葉原のフィールドワークが行われ、
一行はラジオ会館秋葉原新館を見学しました。
“クールジャパン”カルチャーが堪能できる
マニアックなお店が並ぶ会館内を見て、
「ビルごと買いたい!」と流ちょうな日本語で興奮していたのは、
チョン・ジューさん。
日本のアニメやマンガが大好きで、「語学の練習になるから」と
日本のラジオをインターネットで聴いたりしているそうです。
自らもアニメやマンガに詳しいという明大生と
お店の情報交換やアニメの話などで盛り上がっていました。
秋葉原のフィールドワーク終了後は、
中野キャンパスへバスで向かう韓国人大学生を見送り、
駿河台の明大生チームは解散。
「え、もう出発?」「時間が足りない…」と嘆く声が
方々から聞こえる一方で、
「短い時間だけれど楽しかった」と笑顔で握手をする姿、
連絡先やお土産を交換して
再会を約束する姿などが見られました。
この日、秋葉原で大学生をアテンドしていた
高野恵理子さん(商4、1枚目写真左端)は、
授業で韓国語を履修しながら
長期休暇に短期留学もしたそうで
「韓国の人と話したいから
一生懸命韓国語を勉強してきたけれど、
向こうの大学生も同じ気持ちで日本語を勉強してきていた。
お互いの言語を学ぶことでコミュニケーションが生まれ、
理解が深まることは素晴らしいことだと思います」
と話してくれました。