日本人初のメジャーリーガーで、「マッシー」の愛称で知られる村上雅則さんが
このほど、商学部の「リクエスト講義」で学生たちを前に熱弁を振るいました。
約50年前に海を渡った村上さんは、マイナーリーグでの
劣悪な練習環境や嫌がらせ、言葉の壁などを乗り越えて、
晴れてメジャーリーガーとなった自らの経験を披露。
「英語がヘタでも、海外に行ったらできるだけ現地の人と
コミュニケーションを取って友達や知り合いを作ってほしい」
「これをやるぞと決めたら信念を持ってやる。妥協してはダメ」
「学生時代に苦労をしないと、実社会ではやっていけない」
などなど、時々ユーモアも交えつつ学生たちに語りかけました。
海外で活躍する日本人アスリートの草分け的存在でもある村上さんの
力強い言葉に、集まった学生たちも興味津々の様子で耳を傾けていました。
『世界へ』をスローガンに標榜している明治大学。
村上さんのように、世界への道を切り拓く日本人が
多く巣立ってくれることを願ってやみません。