科目名称 | 単位 | 配当年次 | 開講期間 | 担当者氏名 |
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ラテンアメリカの開発支援とボランティア1 | 2単位 | 1〜4年次 | 前期 |
![]() 中林 真理子 |
1.授業の概要・目的 《授業の到達目標及びテーマ》 ラテンアメリカの大学生との対話・交流を通じて学生が主体的にラテンアメリカにおける開発支援のあり方について考察する能力形成を目指す。また、スペイン語・ポルトガル語文化圏に触れることにより英語圏以外の異文化を体験し国際的な視野を広げることも重要な学習目標と捉えている。 《授業の概要》 本講義は米国ワシントンDC米州開発銀行本部でラテンアメリカ・カリブ地域の経済社会開発支援に従事する六浦吾朗氏(商学部特別招聘教授)によるSkypeを通じた現地からの講義を織り交ぜて進行する。4月から6月にかけてゲスト講師を交え、ラテンアメリカ社会・経済、ボランティア活動を理解するための情報提供を行う。同時に昨年から交流を続け、今年協定校となったブラジルの大学FAAPの学生と6月にビデオ・カンファレンス、7月のFAAP学生来日時に明治大学で交流会を行う。さらに5月にウルグアイ共和国大学の学生との交流を予定。9月には、ラテンアメリカで現地学生およびNGOと共同で貧困削減のボランティア活動に参加し開発援助の現場を実際に体験し、後期の活動に備えることも検討している(希望者のみ)。 |
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2.授業内容 ※授業内容は必要に応じて変更することがあります。 4月14日 授業オリエンテーション(科目の趣旨説明) 4月21日 ラテンアメリカに関する基礎知識1(ラテンアメリカ文化の紹介) 4月28日 ラテンアメリカに関する基礎知識2(ラテンアメリカの開発経済について) 5月12日 ウルグアイからの来日学生との交流 5月19日 ラテンアメリカに関する基礎知識3(国際機関の役割と実態) 5月26日 ラテンアメリカに関する基礎知識4(貧困格差社会と技術供与プログラムについて) 6月 2日 ラテンアメリカに関する基礎知識5(開発プロジェクト紹介) 6月 9日 ラテンアメリカに関する基礎知識6(日系人テーマ) 6月16日 FAAP学生とのビデオ・カンファレンスに向けた準備 6月23日 FAAP学生とのビデオ・カンファレンス実施 6月30日 ビデオ・カンファレンスの反省会とFAAP学生日本訪問受け入れに向けた準備 7月4 日〜12日 FAAP学生日本訪問時のサポート 7月7 日 FAAP教員によるリクエスト講義 7月12日 FAAP学生との交流会 7月14日 まとめとラテンアメリカでのボランティア活動に向けた準備 9月上旬 希望者のみラテンアメリカでのボランティア活動参加(都合により実施時期変更の可能性あり) 9月下旬 明治大学での「特別テーマ実践科目」成果報告会参加 |
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3.履修の注意点 ラテンアメリカの学生とのメールを含む交流は原則として英語で実施する予定である。またコミュニケーションをより円滑に遂行するために、スペイン語での初歩的な会話およびマナーについて講義のなかで順次紹介していく。なお、この授業を通じて異文化を真摯に理解し、積極的に討論に参加することにより、将来国際社会にチャレンジし活躍することを目指す意欲のある学生の受講を希望する。後期に設置する特別テーマ実践科目D「ラテンアメリカの開発支援とボランティア」をあわせて履修することが望ましい。 |
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4.教科書 開講時に資料を提示する。 |
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5.参考書 授業の進行に応じて、指示していく。 |
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6.成績評価の方法 レポート30%、授業中のディスカッションへの参加状況30%、eメールによるビデオ・カンファレンスと交流会への準備20%、ビデオ・カンファレンスと交流会への参加状況20%の割合で評価する。 |
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7.その他 本授業はアメリカ大陸とSkypeで直接会話する機会が多く、時差を考慮して双方にとって利便性の高い時間帯を選択している。さらに、通常の授業時間以外に活動する機会もあるが、その場合は事前に通知する。 |