科目名称 | 単位 | 配当年次 | 開講期間 | 担当者氏名 |
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明大商学部広報のためのパブリシティ調査実施2 | 2単位 | 1〜4年次 | 後期 |
![]() 小川 智由 |
1.授業の概要・目的 明治大学商学部学生が自分たちの力で、社会的なテーマを取上げた調査を実施し、その分析結果をマスコミ各社の報道を通じて発表することで、学生の視点からみた新たな社会動向や日常生活の実態などを一般の人々に知らせるとともに、併せてその調査結果を取上げた、一連のマスコミを通じた広報効果として、「明大商学部」の新たなイメージ形成や、好意的な理解を高めることを目的とする。企業によるこうした一連の手順による広報活動を、パブリシティ調査と言う。 本授業では、「明治大学商学部」のパブリシティ調査を、実際に学生主体で実施する。すなわち、まず効果的な調査テーマを決め、市場調査を実施し、その結果を集計分析して報告書を作成し、そして記者発表やマスコミへのプレスリリースの制作・配信までの一切の活動を学生たちの手で行うことをめざしていく。また必要に応じて、夏期休暇中の高校生向けオープンキャンパスの実施支援を検討する。 なお、パブリシティ調査の実施に必要となる、広報戦略の企画・実践に関する予備知識の習得、市場調査の手順理解や、調査の実施および集計分析の支援などについては、それぞれの分野の専門家からの外部支援と協力を仰ぐこととする。その学習プロセスも、専門的かつ実践的な視点から行っていく。 |
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2.授業内容 前期に同じタイトルで実施する、特別テーマ実践科目Cをそのまま引き継いで、以下の予定で授業を進めることとする。 9月(1回) 前期調査結果の報告・検証 (2時間)前期の調査結果を用いた、記者発表への参加 10月(4回)前期に行った定性調査に引き続いて実施する、定量調査のための調査仮説の設定と調査票の作成 11月(4回)作成した調査票に基づく、定量調査の実施 12月(3回)定量調査結果の集計・統計分析、ならびに調査結果から導かれる提案内容の確定と、レポーティングのための報告書作成 1月(2回)定量調査結果の発表に向けた、マスコミ向けプレスリリース原稿の作成と報道発表 2月(4時間)プロジェクト成果の全体的評価 プロジェクト企画型の授業なので、受講メンバーと相談の上、毎週の授業時間割の 時間帯を、プロジェクトの進行に応じて、集中授業方式に振り替えて、別途日程等を定めて実施する場合がある。 *市場調査の調査票作成、ならびに統計分析については、マーケティングリサーチ会社の専門家による指導・助言を仰ぐことになる。 |
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3.履修の注意点 プロジェクト型の授業なので、受身の姿勢ではなく、自分から進んで行動することが求められる。 前期の科目Cと、後期の科目Dをあわせて履修することが望ましい。 |
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4.教科書 必要に応じて、授業の進行に合わせて指示する。 |
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5.参考書 必要に応じて、授業の進行に合わせて指示する。 |
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6.成績評価の方法 授業への参加、プロジェクトへの貢献度などから、総合的に評価する。 |
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7.その他 「明大商学部ここにあり」を、広く社会に知らせたいという気概を持つ学生の受講が望ましい。 |