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山脇ゼミナール
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商学セミナー
山脇ゼミナール 多文化共生社会の構想
教授 山脇 啓造
1. 研究内容
「外国人労働者問題」が注目を集めてから,ほぼ20年になります。最近では人口減少時代の到来やグローバリゼーションへの対応として,日本は外国から移民を受け入れ,多民族国家をめざすべきという議論も始まっています。2006年5月に政府が定めた「グローバル戦略」には,「地域における多文化共生社会の構築」が明記されました。
このゼミでは,都内で最も外国人の多い新宿区大久保地域や首都圏の公営住宅で最も外国人が多い横浜市のいちょう団地における多文化共生の地域づくりなど,身近なレベルから,国籍や民族の異なった人々が共に生きる社会のあり方について具体的に考えます。そして,多文化共生の意義を学び,地球時代に生きるためのグローバルな視野を身につけることが,この演習の目的です。
具体的には,多文化共生社会の形成における国や地方自治体そしてNPO(市民団体)の役割について考えます。また,エスニック・ビジネス,ダイバーシティ・マネジメント,企業の社会的責任など,ビジネスの観点からも多文化共生にアプローチしていきたいと思います。
以上の目的を達成するために,3つのアプローチをとります。@討論:討論重視のゼミなので,毎回のゼミで積極的に発言できる人を希望します。A行動:大久保地域やいちょう団地を実際に訪れます。B共生:様々な文化的背景を持った学生の参加を期待しています。
また,mixiを使って,この演習室をオープンにした形で,「多文化共生社会をつくろう」というコミュニティを運営していきます。コミュニティには,この演習室のOB・OGのほか,多文化共生をめざして活動している全国の地方自治体やNPO関係者なども多数,参加します。ネット上での社会人とのやりとりを通して,実践的に多文化共生を学んでいきます。
そのほか,多文化共生社会については,私のホームページを見てださい。
<http://www.kisc.meiji.ac.jp/~yamawaki/vision/>
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