ゼミナール(演習)とはどんなものでしょうか。先生が講義をし、皆さんがそれを受講するという一般 の講義形式の授業とは異なり、少人数の授業形式で、学生が目的意識をもって自ら調べ、発表し、討論する場であるといえます。具体的には先生の指導のもとで、ゼミナールの構成員(ゼミ員)がそれぞれの研究テーマを追及していくわけです。つまり多くの文献を熟読し、内容を理解し、自分の考え方を明確にしてゼミナールで発表し、意見交換をもとにさらに考えを深めていくといった形式で展開されます。ゼミナールでは先生は指導を行う監督であり、皆さんが主役となります。
また、ゼミナールといえば3年次以降の専門課程で、というイメージがありますが、商学部では1年次からゼミナール形式の授業が導入されています。テーマや内容も様々ですが、論理的思考力や、幅広い視野、研究意欲などをいち早く身につけるという目的です。80年を超える長い歴史と伝統を持つ商学部のゼミナールにおいて、充実した学生生活を享受してください。