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マネジメントコース

企業経営・企業行動を理論的・実践的に学ぶ

概要

 企業活動が行われなければ私たちの生活は成り立ちません。自動車、パソコン、スマートフォン、タブレットからファッション、アニメ、ゲームに至るまで、これらの製品・サービスは企業によって生み出され、私たちの手元に届けられています。
 ところが学生の皆さんにとって、企業の中で日々どのような活動が実際に行われているのかについては、よく分かっていないというのが実態ではないでしょうか。
 このマネジメントコースでは、そうした企業経営・企業行動の中身について理論的・実証的に学んでいきます。世間では経営学というと、会社を経営するノウハウを学ぶための学問のように思われがちですが、そうではありません。我々の社会生活と深い関係にある企業活動の中身について正しく理解することが大きな目的です。
 このコースで学ぶことによって、企業活動に限らず身の回りにあふれる様々な組織活動についても深く理解できるようになるでしょう。

ねらい

 企業活動が行われなければ私達の生活は成りたちません。生活必需品はもちろんのこと、アパレル・ファッション、スマートフォン、パソコン、自動車・・・、挙げればきりがありません。それらの製品は企業によって開発・生産され、私達の手元に届けられています。ところが、企業の中でいったいどのような活動が実際に行われているのかについてはよくわからないというのが現状でしょう。このコースの目標は、そうした企業経営・企業行動のありようについて理論的・実証的に学び、将来、企業や組織において中枢的な役割を担う人材を育成することです。

特徴

 現代社会の企業経営の実態について正しく理解するうえで必要となる体系的な知識を得ることができます。そのために、経営管理論・経営戦略論・経営哲学・生産管理論・経営組織論・経営労務論・労使関係論・情報管理論といった基礎科目と同時に、経営情報システム論・国際経営論のような現代的なテーマを扱う講義も設置されています。

履修者への助言

 皆さんの所属するサークルやアルバイト先のような組織での「他のメンバーと良い関係を築くにはどうすればよいか」「どのように組織を効率よく管理していくのか」「成果を上げるには何をすればよいのか」などの課題はマネジメント(経営学)の中心的な研究対象です。つまり、マネジメントは私たちの生活から決して遠くかけ離れた存在ではないのです。日頃から、企業や企業経営の問題を身近なものとして捉える癖をつけるようにしてください。

育てたい能力

 経営学というのは、企業経営のノウハウを学ぶことだけがその目的ではありません。このコースでは、企業経営について学ぶプロセスを通じて、複雑に入り組んだ世の中の情報を自分なりに咀嚼する力、つまり「自分の頭で考えることのできる力」を持った人間を育てます。

科目紹介 ※一部抜粋

情報管理論 A・B(山下 洋史 教授)
  それは、私たち人間が常に不確実な世界で生活し、その不確実性を情報が低下させてくれるからです。例えば、天気予報から得られる情報は、明日の天候が晴れなのか、曇りなのか、雨なのかという不確実性を大幅に低下させてくれます。こうして低下した分の不確実性が、実は情報理論における「情報量」なのです。情報管理論では、このような情報の果たす役割を皆さんと一緒に考えていきます。
生産管理論 A・B(富野 貴弘 教授)
  この講義では、ものづくりを行う企業の競争力について学びます。ものづくりの現場では、日頃どのような活動が行われているのか、そうした活動が競争力とどのような関係にあるのか、具体的なイメージを描けるようになることを目標とし、体系的に解説していきます。日本企業のものづくりの強みはどこにあり、逆に今、何が課題になっているのでしょうか。一緒に考えていきましょう。

基幹科目

 経営戦略論 生産管理論 情報管理論 経営情報システム論 経営組織論 経営労務論 労使関係論 経営管理論 産業心理学 経営哲学 経営倫理 企業論 日本経営史 国際経営論 ベンチャービジネス論 クリエイティブ・マーケティング論 企業と倫理 保険リスクマネジメント論 ファッション・ビジネス論 企業評価論