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学部概要

明治大学商学部とは、何を学ぶ学部?

それは「総合的市場科学」を学ぶ学部です

  大学にはビジネス系の学部がいくつかありますが、商学部もそのひとつです。「商」の文字がついているため、商人や商取引きなどを学ぶ学部と考えている方もいるかもしれませんが、商学部で学ぶのは、ビジネスの世界をさまざまな角度から総合的に研究することなのです。その中には経済、経営、流通、そして金融も含まれてきます。
 このような理由から、明治大学では商学部で学ぶ内容を「総合的市場科学」と呼んでいます。市場とは単にマーケットをさすのではなく、ビジネス活動のあらゆる局面が集約される場であり、ここから経済活動を詳細に分析し、科学していくということなのです。もう少し平易に説明するとすれば、商学部はビジネスのプロフェッショナルを育てる学部ということが出来ます。

広い視野で創造性を発揮する -演習教育の「ダブル・コア化」-

私学で初めに取り入れたゼミナール教育
 商学部では、伝統的な少人数教育を重視しています。1年次の「基礎演習」「文章表現」では、レポート作成やディベート、フィールドワークなど、大学での学問研究に不可欠な技術を身に付けることができます。

 そして、2年次からは「商学専門演習」と「総合学際演習」から各1演習、2系統のゼミを履修することが可能(演習教育のダブル・コア化)となります。これからのビジネスパーソンは高度で専門的な知識だけで十分とはいえません。より広い視野を持ち、創造性を発揮することが要求される時代になっています。この創造力は、専門性だけではなく、広く深い教養によって高めていくことができます。商学の専門知識と高度な教養を身につけることで、それらが学生の内面で『融合』し、新しい価値観や世界観、総合的な判断力につながっていくはずです。

大きな器が進路の自由を約束する

科目選択の自由度を高めた「ゆるやかなコース制」
 商学部では、商学科一学科制を大きな器とし、学生が商学のあらゆる分野の基礎を学んでから進路を自由に選べる3年次からのコース制の採用や、従来であれば、卒業要件外となっていた科目をフリーゾーン単位として卒業単位に振り替えることを可能としています。このように商学部のコースとカリキュラムは、現在の情報化とグローバル化の動向をふまえて、<実学-理論>と<情報化-グローバル化>を軸とした7コースを設置し、学生の多様な志向に応えています。

あなたは「何を学びたいか」で「コース」を選ぶ

大学での2年間の学習を基に多彩なコースを選択することが出来ます
アプライド・エコノミクスコース
経済学の基礎理論や経済活動の歴史をふまえて、経済政策や国際経済に関する応用理論を学び、経済問題に対する分析能力を養う。

マーケティングコース
交換・取引の仕組みを社会経済的視点と個別企業の視点から扱い、交通の理論・歴史・政策や商業の役割についても広く学習する。

ファイナンス&インシュアランスコース
銀行・保険・証券のシステムを学習し、金融の世界において将来、スペシャリストとして活躍するための基礎力を養う。

グローバル・ビジネスコース
世界と日本との貿易・経済関係や、そこでの企業活動について学習し、貿易実務や国際経営活動の実践的能力の養成をめざす。

マネジメントコース
現代企業の経営について、基礎から実践に至るまでの体系的知識を習得し、企業経営において中枢的役割を担う人材を育成する。

アカウンティングコース
会計国際化の動向と会計制度変革のダイナミズムを理解し、幅広い教養と高い問題解決能力を有する専門職業人に必須の会計理論を学ぶ。

クリエイティブ・ビジネスコース
変革期にある日本経済に活力を生み出すニュー・ビジネスを創造し、的確にビジネス・チャンスを把握し得る、起業精神に富んだ人材の育成を目指す。

ビジネスで使える外国語を身につける

実践的な多言語4年間一貫教育
 ビジネスの国際化によって、語学力はビジネスパーソンの必須スキルになりつつあります。これまで外国語教育は1~2年次の必修ではありましたが、商学部では、大学の4年間を通して、どこまでも語学力を伸ばしていけるカリキュラムにしました。3~4年次には、1~2年次に学んだ語学力をさらにブラッシュ・アップすることをねらいとした「発展外国語」の履修が可能です。ビジネスで使える外国語を身につけて卒業することが可能となりました。

「ビジネス・フロンティア」で活躍する人材を育成します。