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商学部の外国語教育

商学部では、これまで国際社会で活躍する多くの人材を輩出してきました。その基礎のひとつとなっているのが、おもに1・2年次に行われる外国語教育です。商学部の学生は、既習外国語(英語)と初習外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語・ロシア語から選択、留学生は日本語)の2ヶ国語を、必修科目として2年間じっくり学びます。また、希望者は「学部間共通外国語」(11ヶ国語を開講)を受講し、ネイティブの教員のもとで会話力を養うこともできます。

 2005年7月、商学部は、次の100年を見据えて、以下のような外国語教育の目標を策定しました。
  1. 外国語による実践的コミュニケーション能力を、読む・書く・聞く・話すの四技能のバランスに配慮しながら伸ばす。
  2. 外国語による実践的コミュニケーション能力とともに、異文化を理解する力 を養うために、幅広い教養を身につける必要がある。様々な分野の教材を用いて、各国・地域の文化・社会・歴史・伝統に対する理解を深める。特に英語は国際社会の実質的な共通語になっていることを踏まえ、英語学習において英米文化の理解に限らないようにする。
  3. 異文化理解を深めることによって、自文化を相対化した地球的視野を身につけると同時に、自らの視点を確立し、発信能力を磨くことをめざす。
  4. 商学に必要とされる基本的な外国語能力の習得をめざす。
上記の目標を達成するために、三つの基本方針のもと、外国語教育の推進を図ります。
  1. 外国語教育の推進を語学担当教員が責任をもって行い、これに専門科目担 当教員を含めた全教員が協力し、4年間のカリキュラム全体の中で学生の外国語能力の向上を図る。
  2. 外国語教育を推進するために、学生との意見交換に努め、学生のニーズを重視する。
  3. 外国語教員連絡会議は、毎年度末、商学部における外国語教育の現状と課題を学部長に報告する。