近年日本では韓国語を学ぶ人がますます増える傾向にあり、また韓国でも日本語を学ぶ人が急速に増えています。こうした現象は、古くから朝鮮半島と日本列島の間で様々な面で人的・物的交流が盛んであったことや、両国が地理的に最も近い国同士であることなどを考えると、自然なことかも知れません。
そのうえ、近年日本人学生の留学先(国)が多様化し、韓国の大学にも留学する学生が増えていることや、両国間のビジネスの機会が増大し、かつ韓流ブームに代表されるように文化交流への関心が高まっていることなどが、昔とは異なる韓国語学習に対する新しい潮流を形成しているのです。そのように学術的、ビジネス的、文化交流的な側面など、今日の韓国語を学ぶことの意味も多様化してきていると言えます。商学部の韓国語授業では、そうした新しい潮流を意識しつつ、みなさんの多様な目的と関心に見合う韓国語の授業を展開していきます。