グローバリゼーションの潮流は、日本のビジネス社会を根底から変えようとしています。「お金」は経済やビジネスにとって「血液」ともいうべきものであり、この変動の時代に、最も改革を期待されているのが、ファイナンス(金融・証券)の分野です。さらに、企業や個人をとりまくリスクは今後増大かつ複雑化するのは必至であり、リスクを管理するためのインシュアランス(保険)の役割が重要となります。
このコースでは、こうした最近の変化に対応して、国際ビジネス社会における共通言語としての金融・証券・保険の知識をマスターできるような、斬新かつ体系的なカリキュラムを組んでいます。
具体的には、個人や企業の資産運用、株式・債券などの市場分析、企業の資金調達、金融サービス、国際金融、リスク管理の手法、保険の社会的機能、そして最先端のデリバティブ(金融派生商品)まで、広くカバーしています。
また、このコースは、「実学の明治」の伝統を踏まえ、証券アナリストなどの資格取得に役立つように構成されています。これらの金融資格は、ビジネス社会において将来スペシャリストとして活躍できるための基礎となるでしょう。また、以上の知識は、金融サービス産業だけではなく、広く非金融サービス産業において、事業活動を展開する場合や財務分野に従事する際にも大いに役立ちます。