学部入試情報:合格体験記(明治大学:入試情報)
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学部入試情報:合格体験記
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明治大学の入試をクリアし、見事合格を勝ち取った先輩のメッセージです。
特別入試の勉強方法のヒントが、きっと見つかるはず!
文学部自己推薦特別入試
高棹 久将
文学部史学地理学科

北海道立札幌西高等学校卒業
(1)どんな高校生活でしたか?

 私服で自由な校風の高校であったので、運動会や学校祭、卒業式などの行事でいつも奇抜なことをしていました。3年生の時には学級委員長を務め、個性的なクラスを何とかまとめていました。また、部活では陸上部に所属して長距離をやっていました。最終的に北海道大会に出場することができ、部活をやっていたことで養われた精神力が受験の時にも役立ったと思います。高校での3年間は良い友達や先生に恵まれ、とても充実したものでした。

(2)高校生活で一番一生懸命取り組んだことはどんなことですか?

 一番一生懸命だったのは部活です。雨の日も雪の日も必死に走りこんでいました。私の学校の陸上部は選手同士の仲がとても良く、3年間でやめたいと思ったことは1度もありませんでした。

 勉強の面で一番一生懸命取り組んだのは、地理です。英語は復習をさぼっていましたが地理だけはしっかり復習していました。地理だけは勉強していて本当に楽しかったと思います。地理の先生方はとても親切で、親身になって指導してくださいました。地理の勉強に力を入れていたこともあり、第5回高校生エネルギークイズの全国大会で優勝することができました。

(3)高校での成績はどうでしたか?

 地理と地学と政治経済、体育以外はあまりできませんでした。特に数学は毎回「2」で、受験の面接の時に「なぜ数学の成績が悪いのか」と質問されてしまいました。テストでの得意教科と苦手教科の点数差は学年で一番大きかったかもしれません。しかし、3年生の時に数学を選択する代わりに、レポートとプレゼンで成績を決める古典講読を選択したので、成績が大幅に上がりました。3年生の時に成績を挽回したので3年間の平均評定は3.9でした。

(4)受験を意識して勉強し始めたのはいつ頃ですか?

 英語も国語も得意ではなかったので、2年生の時から地理を学べる大学への推薦入試を考えていました。推薦入試の条件を確認して準備し始めたのは3年生の春でした。しかしながら、部活を引退したのが七月で、夏休み直前に学校祭があったこともあり、夏休みは燃え尽きていました。そのため、一般入試の対策を始めたのは夏休み明けからになってしまいました。

(5)受験勉強の際に取り組んだことは何ですか?

 AO入試を受験するにあたり、最も力を入れたのは自己推薦書でした。2000字を埋めることが初めは大変かと思いましたが、実際に書いてみると文字数がオーバーしてしまい、文字数を削ることが大変でした。自己推薦書は自分がなぜこの学部に入りたいのか、この学部に入るために高校時代に何をやってきたかを頭の中で整理して書くということが重要だと思います。面接の時に自己推薦書を見ながら質問されるので嘘を書いてもすぐにばれてしまうと思います。私は、自己推薦書を5人の先生に添削してもらいました。

 また、小論文対策としては、普段から新聞を読むことが重要だと思います。実際の試験の時には、試験三日前の日に読んだ新聞記事の内容で問題に答えることができました。その他にも、担任の先生に様々な大学の過去問を添削してもらいました。

 面接対策は、担任の先生や(自分の場合は)地理の先生に何回も個人面接の練習をしてもらいました。面接は本番緊張しすぎないように練習することが重要だと思います。

(6)文学部史学地理学科を受験するきっかけは何でしたか?

 文学部史学地理学科を受験したきっかけは、中学生の時からずっと好きだった地理を大学に進学し、もっと詳しく勉強したいと思ったのが一番の理由でした。地理はかなり幅の広い学問なので、気象や気候、地球環境問題などについて多角的に学びたいと考えていました。明治大学文学部史学地理学科地理学専攻は他の大学と比べ、より幅広い地理の分野の講義を受講することができることに加え、1年次から少人数での基礎演習や巡検があることも魅力的でした。

(7)受験生にアドバイスをお願いします。

 A O入試を受験するにあたって重要なのは、「自分はこの学部に入って、絶対にこの学問を学びたい!」という気持ちを貫き通すことだと思います。その気持ちを自分の言葉でうまく伝えられれば、合格できる可能性は高くなると思います。また、1次試験の書類選抜を通過すると、周囲からのプレッシャーは強くなりますし、自分自身も緊張し始めます。そうなった時には焦るのではなく、部活に行ってみたり、勉強する場所を変えてみたりして気分転換をはかるとよいと思います。

AO入試は、自分がどれだけこの学部に入りたいのかアピールする入試です。志望動機を即座に答える準備をするのはもちろん、どうしてほかの大学ではなく明治大学ではなくてはいけないのかという質問に答えられるよう事前にしっかり下調べをしておくべきです。面接官に自分の気持ちをどれだけストレートに伝えられるかが勝負です。だからこそ、事前の準備が重要になってくるのです。AO入試は予想以上に準備に時間がかかると思いますが、苦労した分合格した時の喜びはとても大きいと思います。

受験生の皆さんも、「この学部に入りたい!」という自分の気持ちを貫き通してください。途中で挫けずに努力を続ければ、高校時代にやってきたことが実ると思います。


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