納谷学長とテッカリ大臣
2010年10月7日（木），チュニジア高等教育・科学研究省のベシール・テッカリ大臣が，ヌルディーン・ハシェッド駐日チュニジア共和国特命全権大使，ボルジュ・セドリア・テクノパークのゴルベル所長等と共に本学を表敬訪問された。表敬訪問は昼食会の形式で，約1時間半にわたり和やかな雰囲気の中で行われた。
本学からは，納谷廣美学長，勝悦子国際交流担当副学長のほか，本学OBで日本チュニジア協会理事の押切義春氏も同席された。
ご一行は，チュニジアの文化と切り離せない水に関する技術についての本学の取り組みに強いご関心を示され，懇談は両国の水事情や海水淡水化プロジェクトについて話が及んだほか，太陽光発電計画，野菜の栽培技術など，科学技術・農業技術分野を中心に情報交換が行われた。
またテッカリ大臣は懇談中，チュニジア人が日本の科学技術を学んでいくためにも，チュニジアにおける日本語教育を充実させていきたいとの将来展望を示された。今回の訪問には，カルタゴ11月7日大学のベンブラヒム学長も同伴されており，共通関心分野を模索したうえで，今後大学間レベルでも協力していきたい旨の意思表示がなされた。
