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国際連携・留学

「Meiji University Japanese Language Program Winter 2013」を実施しました

2013年02月28日
明治大学

着物着付け体験着物着付け体験

風鈴絵付け体験風鈴絵付け体験

被災地の幼稚園に絵本を送付被災地の幼稚園に絵本を送付

修了式修了式

 明治大学日本語教育センターでは、2013年2月13日から2月27日までの14日間の日程で「日本語短期研修プログラム(2月)<Meiji University Japanese Language Program Winter 2012>」を実施しました。夏のプログラムに続き4回目となった本プログラムではイタリア、インドネシア、オーストリア、オーストラリア、韓国、台湾、中国、ドイツ、フランス、ベルギー、ルーマニアの11カ国から51名の学生が集まり、短期間でありながらも充実した研修を行うことができました。

来日後にプレイスメントテストを実施して日本語授業のためのクラス分けを行い、「初級1」「初級2」「中級1」「中級2」の4クラスを開講し、それぞれにクラスにおいて口頭表現能力向上を目標としたレベルにあった授業が行われました。

教室での日本語学習だけではないのがこのプログラムの魅力の一つですが、今回も着物着付けと風鈴絵付けという体験型のフィールドアクティビティーが取り入れられ、 それぞれの体験において、参加者は楽しみながら日本の文化について学ぶことができました。

本プログラムでは、日本人学生がサポーターとして参加者を全面的にバックアップする体制を整えています。今回も日本語授業での会話練習、日本語学習サポートや生活アドバイス等を通して、参加者が「生きた日本語」を使いながら日本人学生と交流できる環境を提供しています。その他、明治大学生主催の日本文化交流会も行われ、かるた、折紙等日本文化体験をしながら、学生同士の自然な交流をはかることもできました。

本プログラムの参加者は日本や日本語が好きな人ばかりのため、2011年3月の東日本大震災による大きな被害には皆が心を痛め、何かをしたいという気持ちを持っています。そこで、2012年から参加者全員に国から絵本を持ってきてもらい、被災地の幼稚園へ寄贈するプロジェクトを行っています。今回、絵本には、自分たちの力で書ける簡単な日本語でのあらすじと、励ましの手紙を添えました。世界各地から集まった日本語学習者の支援の気持ちが被災地に届き、子供たちがこれらの絵本に触れて元気になるよう、心から祈っています。

短期間でも日本へ来て日本語を学びたいという人たちのために開かれているこのプログラムは、自分で体験し、学んだ日本語を実際に使うことに重きを置いています。今後もそうした豊かな日本語習得に効果的なプログラムとなるよう、内容をより充実したものにしていきます。

〈参加者の声〉
Student Supporters helped us a lot and were always very cheerful.(From Rumania)

It was very useful and amazing. (From Italy)

I deeply felt Japanese Culture from the field trips. Without this program I think I cannot have chance to do those. (From China)

先生方は楽しく授業を教えてくれたので、分かりやすかったです。(From Indonesia)

I think that it is a good idea to send a picture book and write letter to the victims of the Earthquake and Tsunami. (From France)

I really like Japanese Culture. This program let me experience the life in Japan. Experiencing Japanese traditional clothing was excited. (From Taiwan)

The program is great who are studying Japanese and Japanese Culture, so I will surely recommend it. (From Belgium)