Go Forward

国際連携・留学

ステレンボッシュ大学来訪 大学間協力協定書・学生交流覚書の締結に向けた協議を行いました

2023年08月08日
明治大学 国際連携事務室

左からSarah Jane van der Westhuizen グローバル・エンゲージメントセンター長、エルウッド国際連携副本部長、Wim de Villiers学長、Hester C. Klopper副学長、小室副学長左からSarah Jane van der Westhuizen グローバル・エンゲージメントセンター長、エルウッド国際連携副本部長、Wim de Villiers学長、Hester C. Klopper副学長、小室副学長

2023年8月2日、南アフリカ共和国西ケープ州ステレンボッシュ市に所在するステレンボッシュ大学(Universiteit Stellenbosch、Stellenbosch University)の学長(Rector and Vice-Chancellor) Professor Wim de Villiers、戦略・グローバル・コーポレート担当副学長(Deputy Vice-Chancellor Strategy, Global and Corporate Affairs)Professor Hester C. Klopper、グローバル・エンゲージメントセンター長 Ms Sarah Jane van der Westhuizenの3名が、大学間協力協定書と学生交流覚書の締結に向けた協議のために駿河台キャンパスを訪問。本学からは、小室輝久国際交流担当副学長 (法学部教授)とエルウッド、ジェームズ国際連携副本部長(総合数理学部教授)が協議に参加しました。

本年5月に米国ワシントンD.C.で開催された国際教育担当者年次総会(NAFSA)においてエルウッド副本部長とvan der Westhuizenグローバル・エンゲージメントセンター長が学生交流・教員交流の可能性に関する協議を行っており、この日は両大学間の教育・研究交流に向けた具体的な意見交換が行われました。

まず小室副学長から本学の教育・研究のグローバル戦略、近年の海外留学派遣および外国人留学生受入れの状況、特別推進研究インスティテュートや研究クラスターの活動状況などを紹介しました。Wim de Villiers学長は、ステレンボッシュ大学が二国間・多国間の高等教育ネットワークに参加して国際的な教育・研究活動を展開していること、国際武器移転史研究や知的財産研究など本学との間で国際共同研究を進められるテーマがあること、ラグビーを始めとする学生スポーツが盛んな大学であるためスポーツ面での交流もできることなどに言及して、教育・研究面での交流の方向性を確認しました。

国際連携本部では、英語での授業を実施している英語圏以外の大学との協定締結について、各地域独自の文化的側面に触れる学びの機会を学生に提供できるメリットが大きいことから、現地の情勢と学生の応募傾向を確認しながら積極的に検討する方針をもっています。本学の57か国・367大学の海外協定校のうち、南アフリカ共和国の協定校は1校、アフリカ全体でも5校※にとどまるため、アフリカ地域の大学との協議を進めており、ステレンボッシュ大学との間でも大学間協力協定書および学生交流(交換留学)覚書を締結する予定です。

※ガーナ大学(ガーナ)、シェイク・アンタ・ジョップ大学(セネガル、大学間協定および文学部との部局間協定)、ダルエスサラーム大学(タンザニア)、ケープタウン大学工学・建築環境学部(南アフリカ、理工学部との部局間協定)、レユニオン大学(フランス海外県レユニオン島)

----------------------------------------------------------------------
ステレンボッシュ大学は1918年創立の公立大学。学生数約33,000人(学部生23,000人、大学院生10,000人)、教職員約3,500人。経済・経営学、人文社会科学、医学・健康科学、工学、理学、農学、教育、法学、神学、軍事科学の10学部。アフリカーンス語および英語で教育を行う。日本研究センターを置いている。ステレンボッシュは18世紀にヨーロッパからの入植者により建設された都市で、現在は大学都市として知られ、南アフリカ共和国で最も有名なワイン産地でもある。