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100分授業導入に係る授業方法研修会を開催しました

明治大学教育開発・支援センターは1月12日、授業方法研修会を駿河台キャンパス研究棟第1会議室で開催し、各学部の教務主任を中心に、教育開発・支援センター運営委員、事務職員など47名が参加しました。

この研修会は、現在教務部で進めている総合的教育改革の一環として、モジュール制を活用した100分14週の新時間割授業の2017年度の導入に向けて開催したもので、現在の時間割と比べて授業1コマあたり長くなる10分間を活用し、さらなる教育改善につなげるための教授方法について、本学や他大の事例などの紹介を行いました。

長尾憲治副教務部長(教育開発・支援センター副センター長)より、すでに90分以上の授業時間を設けている国内の他大学等で取り組まれているアクティブ・ラーニングの手法の紹介や説明が行われました。また、本学のLMSである『Oh-o!Meijiシステム』に次年度新たに加わる機能の紹介があり、「Oh-o!MeijiシステムをSNSを利用するような感覚で活用し、授業改善につなげていただきたい」との説明がありました。

長尾憲治副教務部長

長尾憲治副教務部長

鳥居高副教務部長

鳥居高副教務部長

続いて、鳥居高副教務部長より、他大学におけるアクティブ・ラーニングの事例として「授業時間外学習」を促す手法や具体例などの紹介があり、本学の授業の中でもすでに行われているようなことが、アクティブ・ラーニングの方法の1つでもあるとして、学生と教員の知識や意見の行き来にどう時間を割くか、ということが課題であるとまとめました。

研修の終わりには竹本田持教務部長(教育開発・支援センター長)より「本学が100分授業を導入することを発表してから、他大学からの問い合わせなど注目を集めている。今後、この形が他大学にも定着していくのではないか。授業時間の確保と内容の組み立ての工夫を続けて、より効果的な100分授業となるよう、今後も広く参加できる形で研修会などを行いたい。」として参加者に謝辞が述べられ、研修会は終了しました。