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2016年度第1回新任教員研修を実施しました

明治大学教育開発・支援センターの専門部会であるFD・教育評価専門部会は4月2日、新任教員研修を駿河台キャンパスリバティタワー1096教室で開催し、新任教員の約8割にあたる38名が参加しました。

この新任教員研修は、2016年度に任用された専任教員、特任教員及び助教を対象に、本学の教育理念、教員としての心構えなどについての理解を促すとともに、教育効果をあげるための研究および工夫を積極的に推進し、今後の授業改善につなげてもらうことが目的で、2003年から継続的に実施されています。

研修の冒頭、土屋恵一郎学長があいさつに立ち、「本学の自由な気風の中で、教育・研究に大いに羽を伸ばしてほしい」として、明治大学の3人の創立者や建学の精神について触れ、明治大学の教員としての心構えを伝えました。
続いて千田亮吉教務部長(商学部専任教授)より、「明治大学の教学運営体制」と題し、大学及び教育開発・支援センターの組織や、本学のFDの現状、また現在教務部で推進している総合的教育改革について説明がありました。

土屋恵一郎学長

土屋恵一郎学長

千田亮吉教務部長

千田亮吉教務部長

続いて村松大学史資料センター事務局員より「明治大学の沿革」と題して、創立から現在に至る本学の歴史や、各キャンパスの変遷について説明がありました。

休憩を挟み、阿部直人理工学部専任教授よる「Oh-o!Meijiシステムの概要」、小川知之副学長(総合数理学部専任教授)による「本学における研究の現状について」、野見山広報課員と花城広報課員による「明治大学広報ブランドブックについて」と題した講演がそれぞれ行われました。

阿部直人理工学部教授

阿部直人理工学部教授

小川知之副学長

小川知之副学長

阿部教授は全学生、全教員を対象としたポータルサイトであるOh-o!Meijiシステムの活用方法や本学の情報関係組織に関する説明を行い、教育の基本は「人」対「人」であり、授業を工夫するための支援ツールとして大いに活用していただきたいとまとめました。研究担当副学長である小川教授は「研究を取り巻く環境は年々変化が生じている」として、本学の研究推進体制や、公的研究費の透明性の確保について説明を行いました。最後に、野見山、花城2名の広報課員から、学内外への広報活動や研究結果のプレスリリース等について説明がありました。

FD・教育評価専門部会では今後もこのような研修のほか、学生による授業評価アンケートや講演会・シンポジウムなど、授業改善に資するさまざまな取り組みを実施していきます。