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2011年度新任教員研修(4月2日)

明治大学教育開発・支援センターの専門部会であるFD・教育評価専門部会(部会長=桑森真介学長室専門員,商学部教授)は4月2日,新任教員研修を駿河台キャンパスリバティタワー1133教室で開催し,62名の新任教員が参加しました。

この新任教員研修は,2011年度に任用された専任教員,特任教員及び助教を対象に,本学の教育理念,教員としての心構えなどについての理解を促すとともに,教育効果をあげるための研究および工夫を積極的に推進し,今後の授業改善につなげてもらうことが目的で,2003年から継続的に実施されています。

研修の冒頭,納谷廣美学長があいさつに立ち,「130年の歴史と伝統を礎に世界に開かれた大学を目指す」として,本学のFDの取り組みを紹介し,明治大学の教員としての心構えを伝えました。

続いて山田朗副教務部長(文学部教授)より「明治大学の沿革」と題して,創立から現在に至る本学の歴史や,各キャンパスの変遷について説明がありました。
納谷廣美学長

納谷廣美学長

山田朗副教務部長

山田朗副教務部長

また,教育開発支援センター長である伊藤光教務部長(副学長,理工学部教授)が,本学の組織や教学体制,教育改革や国際化推進,進路指導などについて説明を行いました。

休憩を挟み,阿部直人理工学部教授と坂本恒夫副学長(経営学部教授)による「Oh-o!Meijiシステムの概要」「特定個人研究費等について」と題した講演がそれぞれ行われました。
伊藤光教務部長

伊藤光教務部長

阿部直人理工学部教授

阿部直人理工学部教授

阿部教授は全学生,全教員を対象としたポータルサイトであるOh-o!Meijiシステムの活用方法や本学の情報関係組織に関する説明を行い,教育の基本は「人」対「人」であり,授業を工夫するための支援ツールとして大いに活用していただきたいとまとめました。

研究担当副学長である坂本教授は,近年本学は研究への支援をより強化し,「研究型大学」になりつつあるという方針を示した上で,研究知財事務長による具体的な案内を交え,本学の研究推進体制について説明を行いました。

FD・教育評価専門部会では今後もこのような研修のほか,学生による授業評価アンケートや講演会・シンポジウムなど,授業改善に資するさまざまな取り組みを実施していきます。
坂本恒夫副学長

坂本恒夫副学長

研修の様子

研修の様子