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学長室

生田キャンパス研究推進のための施設計画

2010年12月25日
明治大学

学長室専門員 武野 純一


 今、生田キャンパスで3つの建物が建設されつつあります。1つは、D棟と言われている新校舎、2つ目は植物工場、もう1つが地域連携交流館です。3つともまだ正式な名前では有りません。

 D棟はキャンパスの北側で大規模な建設が続けられているので、学生や教職員の皆さん、あるいは近隣の住民の方々は気付いているでしょう。キャンパスには大きなトラックや大型クレーンが動きまわっているので,その位置は皆さん良く分かるでしょう。これは主として理工系の研究実験棟として使われます。

 もう1つは、植物工場です。これは校舎と言うよりも研究施設と思ってください。太陽光が少ない場所でも植物を育てようとするハイテク技術満載の施設です。場所は、キャンパスの南東にある校舎の門にあります。ここでは太陽光が少ないために植物にとっては育ちにくい環境を克服するための技術、すなわち太陽電池や風力発電等の技術を利用して太陽のエネルギーを集め、工場でLED等の消費電力の少ないランプの光を使って植物を育てようとする研究を進めるのです。

 最後の地域連携交流館は皆さん良くご存じの主たる登校路、小田急線から見える生田キャンパスの北西門です。ここには、テクノロジー・インキュベーションの施設が建設されます。ここは主として大学の知財を生かしてビジネスを新たに始めようとする、学生・教職員あるいは川崎市・神奈川県等の市民による起業を支援する施設となります。なお植物工場とこの施設は経済産業省の補助金対象となっていることを付記しておきます。

<参考>
明治大学ホームページ・生田キャンパスマップ
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/campus.html