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大学における「内部質保証システム」について

2012年11月08日
明治大学 学内ニュース解説


学長室専門員 阿部 直人

 大学における『内部質保証システム』とは何でしょうか?Web検索すると,大学基準協会をはじめとする認証評価機関や本学を含む多くの大学のホームページがヒットします。

 大学は,2004年に始まった第三者評価制度により,「教育及び研究,組織及び運営並びに施設及び設備の総合的な状況」を7年以内ごとに一回,文部科学大臣の認証を受けた認証評価機関による評価を受けることが義務付けられています(「認証評価」)。本学は2014年度に大学基準協会による2回目の認証評価を予定しており,2013年12月には同協会に草案を提出する予定です。

 第三者評価というと他者から改善を強要されるというイメージを持ちますが,そうではなく,各大学が行う自己評価の信頼性と妥当性をチェックすることに主眼が置かれています。すなわち,自らの責任で大学の質を維持し向上させる仕組みを持っているかどうかが評価されます。この仕組みのことを『内部質保証システム』といいます。
 具体的には下図に示すように,計画(Plan=目標設定),実行(Do),評価(Check=じこてん),改善(Act=自己改善)のプロセスを順に実施し,改善(Act)をはじめの計画(Plan=目標設定)に結びつけるサイクル(これをPDCAサイクルと言います)を回すことになります。合わせて大学の現況をわかりやすく公表することも求められています。

 本学は昨年7月,大学基準協会へ中間的な認証評価である『改善報告書』を提出し,前回認証評価(2007年度実施)の総括を行いました。その結果を受けて,「第2期改善アクションプラン」の実施や評価結果を計画に結びつける仕組みの整備(『じこてん』№7),また大学としての検証システムの整備(目標設定や自己改善のあり方)やIR(Institutional Research,情報の利活用)体制の整備について,自己点検・評価全学委員会をはじめ,学長スタッフ会議,学長スタッフ合宿研修等で検討しており,本学らしい内部質保証の仕組みづくりを目指しています。内部質保証システムを構築するためには,学部をはじめとした学内の各組織と大学全体での取り組みが必要になります。
 明治大学自己点検・評価 ニューズレター『じこてん』では大学の認証評価に関する話題を平易に解説しています。本学は内部質保証システムを構築し,着実な改善を推進していきます。

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