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商学部  海外指定校・第1号 韓国の2高校と協定締結

漢榮外国語高等学校(ハニョン外高)校舎 ハニョン外高のイー・テクイフイ校長と横井商学部長(協定書調印後) ソウル外高のキム・ヒヨング校長と横井商学部長(協定書調印後)

商学部は7月18日、横井勝彦学部長、中山高春事務長、李英美特任教授が、韓国の漢榮外国語高等学校(ハニョン外高)とソウル外国語高等学校(ソウル外高)を訪問し、2012年度から新たに導入する海外地域指定校推薦入学試験実施のために、海外指定校の第1号として、両校と協定を取り交わした。

この入試制度は、社会のグローバル化の進展を背景にして、商学部が選定した海外地域の高等学校等の生徒の中で、本学部で勉学することを強く希望し、本学部の授業を履修する上で不可欠な言語運用能力のある生徒を、校長推薦等をもって受け入れ、その選定校との連携を深めていくことを目的とするもの。優秀で意欲ある留学生を継続的に受け入れるため、毎年200人を超える受験生が志願する本学部留学生入試で、最多志願者を誇る韓国の高校の中でも、外国語能力にも秀でた進学校2校からスタートする。

最初に訪問したハニョン外高は、ソウル市江東区にある1990年創立の名門校で、日本語科1クラスを含む6学科12クラス、約400人の生徒が学ぶ。ソウル外高は、2011年度から日本語科を2クラスとする1994年創立の近代的な高校である。当面は2校から各2以内の受け入れとする。

商学部は2004年の学部創設100周年を記念し、学部独自にフランスのESCレンヌ商科大学との協定校締結を実現。次なる新世紀への飛躍を果たすために学部創設101年目にあたる2005年には、多言語4年間一貫教育、ダブルコア演習制度などを柱とした「Project 101知の融合と創生」と総称する一連の教育改革パッケージを展開した。2007年度には「Project 103 知の高度・高密連携」、2009年度には「Project 105 商学のフロンティアを拓く」という新たな改革プロジェクトの策定を行い、その推進に取り組む。

これらを踏まえ2011年度は、最新の教育改革プロジェクト「Project 107 商学のグローバル展開」を策定し、新たな観点から学部改革に取り組んでいる。この海外指定校推薦入試制度はその牽引役と位置づけられている。

(商学部事務室)