Go Forward

更なる前進を「前へ!」 中沢 透

1965年(昭和40年)、北海道・端野町(現在:北見市と合併)を18歳で上京してから、47年間“内地での生活”を送っていることに、今さらながらに感慨深いものを感じている今日この頃です。

1969年(昭和44年)、卒業と同時に奉職して以来、早や、43年の月日が経過し、この3月を以て定年退職することとなりました。担当した部署は、二部教務課をスタートに、教務関係畑(学部事務室を含む)が19年、法人関係畑(人事・給与)が15年、学生部畑が9年です。

顧みますと創立100周年・120周年記念を経験し、勤務の最終年が130周年記念という本学の歴史の大きな節目に巡り会えたことは、この上ない喜びとするところでありました。この間に、本館、記念館、5・6・7号館、大学院、短大校舎跡は、それぞれリバティタワー、アカデミーコモン、大学会館に生まれ変わり、「都心型大学」としての存在感を示しているところです。創立130周年記念事業の一環としての駿河台C地区整備、和泉図書館建設、生田第二校舎D館、植物工場を含む現3キャンパスの教育環境整備は着々と進捗し、更には第四のキャンパス(中野キャンパス)の開設、そしてスポーツパークの開設、スポーツ科学部の新設等々その完成が待たれています。

このように進化・発展し続ける我が母校明治大学を、今度は、一歩外側から見守らせていただきますが、「世界へ—『個』を強め、世界をつなぎ、未来へ」を基本コンセプトの下、「前へ!」の明大魂を発揮し、更なる前進を遂げられますことを祈念いたします。

最後に、各部署を通じて知己を得ました教員の皆さま、職員の皆さま、校友会・父母会・体育会の皆さまには、いろいろとお世話になりました。心より御礼申し上げます。